上野の東京都美術館でアンドリュー・ワイエス展をやっている。ちょっと心が動く。見に行こうかな。でももう5年くらい東京に行ってないから、上野に行くのが億劫に感じる。小山からJRで直通なのに。
私が一番好きなワイエスの絵は「クリスティーナの世界」である。これが展示されているならなんとしても行きたいが、しかしポスターがこの絵ということは「クリスティーナの世界」は来ていないということだ。「クリスティーナの世界」が来ているのなら、間違いなくポスターは「クリスティーナの世界」になっているはずである。
だったらワイエス展は30年くらい前に見ているし、今回はいいかという気もする。このポスターに使われている「クリスティーナ・オルソン」という絵も素敵なのだけど。まあ「クリスティーナの世界」はニューヨーク近代美術館も滅多に貸し出さないらしいので仕方ない。
ゴッホやモディリアーニのように生前は評価されず、今では1枚何億円もするのに極貧のうちに死んでいった天才もいれば、ワイエスのように若いうちから認めらることもある。ゴッホやモディリアーニのように超クセの強い画風と違って、ワイエスの作品は世の中に受け入れられやすそうだ。
ワイエスの作品はどれも静謐で、ちょっとハンマスホイに似た雰囲気もある。クリスティーナを多数描いたが、こういうような建物などを描いた作品も多い。人を描いても建物などを描いても、ワイエスには静けさを感じるのだ。やっぱり見に行こうかなあ。


