年内最後の大相撲九州場所は大関琴櫻の優勝となった。大関となったものの今まで優勝はなかったから、悲願の初優勝である。琴櫻にとっては優勝したことが一番うれしかったことだろうが、優勝にはおまけもたくさんあるのだ。
表彰式では賜盃拝戴、優勝旗授与、内閣総理大臣賞、NHK金杯、優勝額、モンゴル国総理大臣賞、アラブ首長国連邦友好杯、メキシコ合衆国友好楯、日仏友好杯、福岡市長賞、福岡県知事賞、大分県椎茸農協賞、宮崎県知事賞、大関賞、八女茶振興会賞、などたくさんの表彰が続く。そしてそれらには金一封や副賞が付いているのだ。
まず優勝旗には副賞1000万円、その他の賞にも金額は定かではないが金一封。そしてアラブ首長国連邦友好杯のガソリン1年分、宮崎県知事賞の宮崎牛特選肉1頭分と果物・野菜1年分、大関賞の清酒4斗樽、福岡県知事賞の米・海苔・地鶏・イチゴなどブランド農産物1年分など、数々の副賞が授与される。
優勝するとこんなにいっぱい貰えるのである。何度も優勝している横綱などならともかく、初優勝の琴櫻にとっては優勝自体が価値あることであり副賞などどうでもいいのかもしれないが、一般人からするとこんなに沢山おまけがあるのはいいなあと思ってしまうのだ。