22日に電車に乗って久しぶりに足利市に行った。駅前で待っているのはいつもの友人Yである。普段ならこっちに来るのだけど、お彼岸だし7月に亡くなった友人Iの墓参りに行ってみようというので足利へ行ったのだ。Iの墓は足利市の長林寺にあるはずなので。
足利に着いた時にはまだ雨が降っていて、午前中は雨模様らしい。まず今月一杯で通行できなくなる中橋を渡ってみる。この古い橋は隣に移設されて歩行者専用となるらしい。中学、高校時代に散々渡った橋なので感慨深い。新しい橋に架け変わるのは2028年頃になるようだ。それまでこの橋は渡れないので、周辺の橋は渋滞必至である。
ランチは、昔YやIと何度か行った懐かしの「峠の茶屋」に行ってみることに。場所も長林寺方面なのでちょうどいい。すぐ近くに北関東道が通ったりしていて、雰囲気が昔とちょっと違っているような気もする。
店内はとてもきれいで、開店したばかりなのにもう満席に近い。昔はこんなに混んでいるイメージではなかったが、今は人気店のようだ。囲炉裏もあったと思うが、今は見当たらない。
私は天丼とうどんのセット。思ったよりもボリュームがある。天丼の具はいっぱいだし、うどんも丼が深くて予想外に麺が多い。なかなかおいしいのは良かったが、満腹になってしまった。
Yは切り込みうどん。
昼食が終わる頃には雨も上がり、フレッセイに寄って花を買う。屋上の駐車場からは山の中腹に織姫神社と、てっぺんにホワイトパレスというレストランが見える。ホワイトパレスは今はもう営業してないようだ。
花を買ってから長林寺へ。山の麓の閑静なお寺である。
門をくぐって少し階段を登る。
脇には大きな怪しいキノコが。
木に囲まれたお寺の本堂。
墓地は思ったよりも広く、斜面の林に墓がたくさんある。ざっと見回ってみてもIの墓がどこだか全然わからない。一回りすればすぐ見つかるだろうと思って来たのだが、これでは広すぎて見つからないので住職さんに場所を教えてもらう。墓石の横にはご両親と共にIの名前も刻まれていた。
せっかく足利まで来たので、久しぶりに織姫神社にも行ってみる。正面の階段の横に昔には無かった別の通路ができていた。鳥居がたくさんならんでいる。縁結びの七色の鳥居なのだそうで、上までずっと鳥居が連なっている。
鮮やかな織姫神社。
境内からの眺めは良い。正面に見えるのは浅間山(せんげんやま)。手前に森高千里の歌で有名な渡良瀬橋。
本来の参道の階段。
織姫神社の近くにある「舟定」で芋ようかんを買う。
船橋出身で友人の定吉と和助がそれぞれ「舟定」「舟和」という屋号の和菓子屋を浅草で営んだ。「舟定」は足利に移転し、「舟和」は浅草のままで。店の規模はだいぶ違ってしまっているが、どちらの芋ようかんも素朴でおいしい。
久々にコメントさせていただきます。
中橋、なくなっちゃうんですね。自分も中等部のときは西小泉から平屋の東武足利駅までいってからの中橋でした。冬場の風の強いときは難儀した記憶です。
渡良瀬橋も曲でてからお色直ししまくって風情なくなりましたがこちらもさみしいですね。
しかし東武駅から市内に行くときここが通れないときついですね。。
こんにちは。お久しぶりです。
古い中橋はすぐ隣に移設されて歩行者と自転車の専用の橋として残るようです。新しくかかる橋は自動車専用です。通勤通学に中橋を使っていた人は、数年の間難儀することになりますね。
移設後の橋と新しい橋は今までより高い所を通ることになります。今まで中橋は堤防の切れ込んでいる部分を通っていたので、防災上の弱点となっていました。なので堤防の高さを揃えるというのが、今回の架替えの大きな目的のようです。