ゴールデンウィーク終盤の5/5日に、いつもの友人Yと近場に遊びに行ってきた。まずは真岡市にある大前(おおさき)神社へ。最近知ったのだが、ここには日本一大きな「えびす様」があって、高さは20mくらいあるらしい。宝くじ高額当選のお礼も多々あるようだ。なんと第8駐車場まであり、参拝者の多さを物語る。
参道の両側は緑が高く涼やか。
拝殿も緑に囲まれている。
左側の大木は枝の広がりも豊かである。
拝殿正面には日光東照宮のようなカラフルな彫刻が。
拝殿脇にある大谷石造りのちょっと変わったデザインの蔵のようなもの。
シャガが咲いている。
拝殿の後ろに本殿があって、こちらの拝観は有料なのだけど脇から一部眺められる。龍の彫刻がたくさん施されている。
巫女さんが何やら立ち話。
帰り際にこれから神前結婚式を行うらしい新郎新婦を見かけた。花嫁は白無垢姿。
ランチは「文珍楼」という中華料理店で「真岡いちご飯チャーハン」というものを食べようと思ったが、益子で陶器市が開催されているため文珍楼に至る道が渋滞となっていたので、あきらめて「きくりん」へ。変わった名前の店なので以前からずっと気になっていたのだ。調べてみると、創業者の両親である紀久乃の「きく」と林市の「りん」をとって「きくりん」としたそうだ。
店内はファミレス風だが、家族経営的な感じ。
メニューはあまり多くない。ステーキやハンバーグには棒線が引いてあって、注文できない状態。メニューを減らしているようである。酢豚定食にしたら想像以上に盛りが良くて、特にご飯は山盛り。満腹になってしまった。
益子周辺は渋滞しているので、大回りして「道の駅もてぎ」へ。ここで「おとめミルクアイス」というジェラートを食べるのだ。
しかしゴールデンウィークだけにジェラートを買うにも大行列。ここの名物なので仕方ないか。
コールド・ストーン・クリーマリーみたいに、注文後にイチゴをミルクアイスに混ぜて作るという手のかかったもので、ボリュームもある。それなのにたった350円なのだ。生のイチゴが混ざったアイスはおいしくて、人気なのもうなずける。
Yが柏餅も食べたいと言うので、ショップで地元の和菓子店の柏餅を買ってベンチで食べる。Yはつぶ餡、私はみそ餡。
帰り際にちょうど真岡鐵道の列車が通る。
次に市貝町の「芝ざくら公園」に向かう。公園に至る道は対向車も全然来ない、緑深い山の中の道である。こんな所に本当にあるのかというくらいの山奥にやっと公園が現れる。しかし芝ざくらはもう終わっていて、うっすらとある程度。ほぼ緑の広場となっている。
駐車場もガラガラ。
「市貝町芝ざくら交流センター」という建物に蕎麦屋、農産物直売所があるようだが、直売所は営業していないし、蕎麦屋も2時に終了している。4/30まで「芝ざくらまつり」をやっていたようである。
まだ時間も早いし、どこに行くというあてもないので、宇都宮のLRTに乗りに行くことにする。LRTはLight Rail Transitの略で、次世代型路面電車システムなのだそうだ。路線はライトラインというらしい。ベルモールに車を停めて「宇都宮大学陽東キャンパス」という停留所から乗り込み、駅に向かう。
suicaを持ってこなかったので、乗車前に停留所で整理券を取っておく必要がある。交通系ICカードならどのドアからでも乗り降りできるが、現金払いだと一番前に行って、バスと同じ料金箱にお金と整理券を入れて降りなければならない。普段利用するなら交通系ICカードは必須だ。駅までは150円。意外と安い。
まだ新しいせいか車内はきれいである。モーター付近は結構うるさいが、離れた席なら割と快適だ。
低床車両なので、すぐ隣を走っている自動車と高さがそう変わらず、ちょっと変な感じ。慣れれば違和感もなくなるのだろうが。
宇都宮駅に来るのはかなり久しぶりで、東口はずいぶんと変わっていた。「ウツノミヤテラス」というものが出来ていて、色々な店が入っている。
従来の駅からライトラインやウツノミヤテラスまでデッキが伸びている。
駅周辺をざっと見てから、市街地中心部に向かって歩く。パルコが閉店した後のビルは使われていないままだった。手前には新しいタワマンが建っている。東側からオリオン通りへ。
ゴールデンウィークのせいかずいぶん賑わっている。通り沿いの店が飲み屋ばかりになっていて驚く。あちこちで賑やかに昼飲み。
オリオンスクエアでアニメフェスタをやっていて、非常に盛り上がっているようだ。
謎のゆるキャラがいた。
二荒山神社の脇のバンバ広場もサブ会場とのこと。二荒山神社は以前よりも緑が深くなったような。
特にやることもなく、買い物もないので駅に戻る。最近はあまり話題に上らなくなった餃子像。
またLRTに乗ってベルモールまで戻り、ちょっと店を覗いて帰る。小山まで戻って夕飯は「満天家」で。
数量限定の「豚とろチャーシュー味噌ラーメン」。限定というわりには、いつも注文できるような気がする。売り切れと言われたことがない。