想像力の欠如が事故を招く

事故で死ぬような人はそういう行動をしていることが多いのでは、と思う。もちろん基本的には不慮の事故なのだろうが、本人次第で避けられるものも多い。よく見るとそういう人は割とたくさんいる。

交差点の角で立ち話している御婦人たち。話に夢中だが、自分たちが死と隣り合わせの状況なのだということに気づいていない。交通事故が起こる最たる場所は交差点なのである。そんな危険な場所で呑気に話に夢中になっている。

ロクに左右の確認をしないで路地から飛び出してくる自転車。よくそんな命知らずなことができるものだ。後ろを確認しないで急に曲がる自転車もいる。以前、そういう自転車の後ろを走っていて衝突しそうになったことがある。

歩きスマホをしている人。前や周りを見て歩いていないのだから、危険を回避することはできない。ケータイでの話に夢中になって、警報の鳴っている踏切にバーをくぐって侵入して電車にはねられ死んだ人もいた。それほど周りが見えなくなるのだ。

やたらスピードを出して車間距離もちゃんととらない自動車もよくいる。赤信号になりかけているのに、スピードを上げて交差点に突っ込む車も多い。交差点近くやカーブに駐停車して事故を誘発する車も。

これらの人たちに共通するのは想像力の欠如だろう。こういう行動をしたらどういう危険があるか、ということが想像できないのだ。だから非常に危険なことを平気でやっている。本人が気づいていないだけで、死はすぐ隣りなのだ。

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