昨日は3月3日のひな祭りだったので、ひなあられなどを仏壇に供え桜餅(さくらもち)を食べた。妹が亡くなってもう40年以上経ち、ひな人形こそ並べないが桃の節句のお供えはする。月命日が5日なので、3月は節句と命日が一緒な感じである。
亡くなってもう40年以上なのに、母は今でも時折メソメソしたりする。私には子供がいないのでよくわからないが、親とはそんなものかと思う。幼い頃に亡くなったせいかもしれない。思い出の中の妹は幼い姿のままなのだから。
ところで桜餅というと、昔は関東風の小麦粉のクレープ状の生地で包んだものが好きだったが、今は関西風の道明寺と呼ばれる餅米の生地で作ったものが好きである。どちらも桜の香りが心地よくおいしいのだけど、道明寺の方がよりお饅頭っぽい。