2つのパブロン

カゼのひきかけの時に大正製薬のパブロンを飲む。カゼの時のなんとも言えないダルさが少し抑えられる。それでカゼが治るわけではないが(カゼそのものが治る薬は存在しない。医者に行っても同じである)、いくらか楽になるのである。

ちょっとダルいなという時に1〜2日薬を飲んでいると、悪化せずに済むことが多い。なので結構使用頻度は高く、先日も何回か飲んだら残り少なくなったので1瓶買ってきた。

薬を入れておく引き出しに買ってきたパブロンをしまおうとしたら、なんと奥に新品のパブロンが入っている。どうやら先シーズンにもう1つ買い置きしておいたようだ。すっかり忘れていて、よく確認しないで買ってしまった。幸い使用期限がずいぶん先なのでムダにしないで済みそうだが、気をつけないといけない。

パブロンにはいくつか種類がある。私がいつも飲むのは一番ベーシックなタイプの「パブロンゴールドA」。上級タイプは咳や喉の痛みなどに対して強化されていたりするが、私には必要がない。必要のない成分が添加されて値段の上がっているものを買ってもしょうがないから、ベーシックタイプで十分なのだ。

最近中国人によるパブロンゴールドの買い占めが起きているらしい。中国ではゼロコロナ政策緩和により感染が急拡大して、解熱剤が入手困難になっていることが原因のようだ。なぜか中国ではパブロンの評価が高いのである。日本で買い占めて本国で高値転売するのだろう。ゲーム機などと同じ現象が薬にも起きている。

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