幻の、袋田の滝ハイキング/袋田の滝、奥久慈りんご園、道の駅みわ、道の駅もてぎ

せっかくトレッキングシューズを買ったのに、今シーズンは使う機会がなかったとボヤいていたら、5日に友人Yと急にハイキングに行くことになった。袋田の滝の辺りを周るようなコースである。歩いた後は温泉に入り、蕎麦を食べ、奥久慈りんごを買って帰るというプランだ。

町営の無料駐車場や1日500円程度の駐車場がたくさんあるが、紅葉の時期だし混むかもしれないので、小山を7時に出る。前日にネットで調べたところ、1時間半〜2時間で着く予定。ところが車のナビを設定すると、3時間半もかかることになっている。まったくおかしい。そんなにかかるわけがない。しかしどのルートを設定しても同じような時間の表示なのだ。

実際どうなったかというと、到着したのは9時半だから2時間半かかった。国道新4号が休日の朝にしては意外と混んでいたのと、途中トイレに寄ったりコンビニでおにぎりを買ったりしたので、正味は2時間ちょっと。やはりナビの時間表示がおかしかった。

ところで袋田の滝に到着したものの、ハイキングは行わなかった。友人が胃痛になったのだ。朝から少し調子が悪かったが、このくらいならハイキング可能という程度だったらしい。それがだんだん痛くなってきて、どうも山には登れそうもないくらいになったのだ。

まあ無理して山の中で動けなくなっても困るので、ハイキングは中止して袋田の滝を見物して帰ることにする。温泉も中止。滝の周辺は紅葉し始めくらいで、もう1週間くらいするとちょうどいいかもしれない。

観瀑台の入場料は300円。滝に至る通路には民芸風の照明がある。前回来たときにはミラーボールがあったりしたが、さすがにそぐわないので、まだこちらの方がいい。

観瀑台までは結構距離があり、途中に「恋人の聖地」なるものがあった。

第一観瀑台からは滝がすぐ目の前だ。

思ったより空いていて、第二観瀑台へのエレベーターにもすぐ乗れる。前回は大行列になっていたのだ。上からだと滝とともに周りの紅葉がよく見える。

滝を見た後は、ちょっと離れた奥久慈りんご園へ。友人がここのアップルパイを買いたいということなのだ。私も名産品のりんごを購入。ハイキング中止になって申し訳ないと、友人が私にもアップルパイを買ってくれた。

次に常陸大宮市の「道の駅みわ」へ。以前「U字工事の旅!発見」で見て、そのうち行ってみようと思っていた場所だ。ここの食事処「北斗庵」の「天ざる」が、地元の常陸秋蕎麦を使った蕎麦もおいしいし天ぷらの盛りも多いということである。

人気店なので行列かと思いきや、特にそんなこともないが席は全て埋まっている。券売機で食券を買って、1つだけ空いたテーブルに着いて番号呼び出しの声を聞くと、なんと我々より30番も前の番号。行列になってないだけで、やはり混んでいたのである。

しかし思ったより早く、15分ほどで我々の番号が呼ばれる。私は天ざる、友人はお腹を温めるため、熱々のけんちん蕎麦。天ざるは評判通り天ぷらが山盛りである。エビ天も大きい。シイタケ、舞茸、その他野菜も沢山。これで1050円は安い。しかし肝心の蕎麦はイマイチだった。味も香りも特筆すべきところは無い。蕎麦に関してはどうも話が違うが、まあ所詮は道の駅の蕎麦だから仕方ないか。

常陸大宮市から茂木町に抜ける山道の途中に「風車の弥七の墓」という看板が出ていた。入場料は500円。「風車の弥七」は水戸黄門の登場人物であるが、かなり怪しそうである。ネットでどなたかの体験談を読むと、行かなくて正解だったようだ。しょーもない施設だそうである。

茂木町で「道の駅もてぎ」に寄る。駐車場が一杯で、裏の方に廻ってやっと空きがあった。ちょっと離れた所に、黄色い屋根の家がポツンと建っているのが見える。後で「道の駅もてぎ」のホームページを見たら、日本画家の「旧古田土雅堂邸」ということだった。大正時代にアメリカから帰国する際に輸入して組み立てたものである。そんなに古いようには全然見えず、現代の家屋かと思った。

「道の駅もてぎ」には名物の「ゆず塩ラーメン」を食べに来たことがある。なかなかおいしくて、そのときも混んでいたがこの日も行列ができている。

安かったので、ゆずとサツマイモを買って出発。益子、真岡を通って小山に向かうルートをとる。せっかく益子を通るから、以前そば猪口を購入した店に寄ろうと思ったが、益子に着いてみると大混雑で、とても車を停めることもできず買い物は諦めた。3年ぶりの陶器市開催だそうだ。よりによってそんな日に当たるとは。

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