女子プロゴルフ界は前途洋々

女子プロゴルフには翌年のシードを決めるメルセデス・ランキングというのがあって、今シーズンは序盤に5勝した西郷真央がダントツのトップだったが、その後米ツアーのメジャーに挑戦した頃から調子を落とし、逆にドンドン調子を上げてきた山下美夢有に逆転されている。

山下美夢有は絶好調と言ってよく、最近10試合は優勝を含めてずっとトップ10に入る成績を残している。先月の全英女子オープンでも13位と健闘して来年の出場権も確保した。

二人ともまだ20か21歳の若い選手である。最近は本当に年若い選手が活躍している。20ー21年度のランキング1位だった古江彩佳は22歳、賞金女王だった稲見萌寧も23歳だし、2019年の全英女子オープンに優勝した渋野日向子だってまだ23歳だ。

ここ数年ずっとランキング上位で安定した成績を残している小祝さくらは24歳、西村優菜は22歳、勝みなみは24歳。20代前半の選手の活躍が非常に目立つ。

しかも有望な10代の選手が毎年次々に現れてくるのだからすごい。昨日のコニカミノルタ杯は19歳のルーキーである川崎春花が優勝した。今は男子よりも女子の大会の方が人気があるし、大会数が多いから男子プロの賞金王より女子プロの賞金女王の方が金額も大きくなっている。女子プロゴルフ界は前途洋々である。

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