全英女子オープン、渋野日向子は3位!

女子プロゴルフのメジャー大会である全英女子オープン渋野日向子はトップと1打差の3位となった。優勝はチョン・インジとのプレーオフを制したアシュリー・ブハイ。今大会は見どころが多く、いつも以上に楽しめた。

日本人選手が12人も出場し、渋野の3位を筆頭に畑岡奈紗7位タイ、山下美夢有が13位タイ、堀琴音が15位タイと、好成績の選手が多かった。特にまだ21歳の山下美夢有は今後も期待できる内容で、日本ツアーでは現在賞金女王だし、来年もまたきっと出場できるだろう。

渋野日向子は3年前にこの大会で優勝したが、昨年からスイング改造に取り組んでいて、正直これはうまくいってないんじゃないかと思っていた。以前のような思い切りの良いショットが減ったような気がするし、成績の波も荒くなった。

特に今年は調子が悪く、全英女子オープンの前の週までの8戦では、予選落ち6回、棄権1回と絶不調。それが一転して優勝争いなのだから驚く。

3年前の全英女子オープン優勝後も、20年に全米女子オープン4位、今年に入ってシェブロン選手権4位、そして今回の3位と、やはり渋野にはメジャー大会で優勝争いをするポテンシャルがあるのだ。

最終日はアシュリー・ブハイとともに最終組だった。これは3年前に優勝したときと同じ組み合わせ。3年前の再現のような気がするから、同じようにまた優勝か!と解説陣は色めき立ったが、残念ながら1打及ばず。しかし最後までハラハラドキドキの展開で、選手は大変だが観ている方は非常に面白かった。

プレーオフはなかなか決着がつかず、4ホール目にやっと決まった。渋野は自分のプレーが終了し、スコアカードを提出してインタビューなども終わった後、3年前に渋野の優勝をとても喜んでくれたブハイの応援に回っていたようである。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です