旧統一教会については調査と規制が必要

安倍元総理が殺害された事件をキッカケとして、世界平和統一家庭連合旧統一教会)やその関連団体と国会議員との関係がクローズアップされている。献金や選挙協力などを受けている国会議員が意外なほど多い。

旧統一教会はこんなにも政治家に食い込んでいたのかと驚くほどである。また関係のある国会議員も見識がなさ過ぎる。旧統一教会の悪行を知りながら金銭や人的供与を受けていたわけで、多数の被害者について何も感じないのだろうか。

これだけ国会議員と旧統一教会の関係が色々明らかになってきたり、旧統一教会自体にに世間やマスコミの注目が集まってくると、殺人は決して許されるものではないけれど、山上容疑者にとっては事件を起こした甲斐があったということになってくるのではないだろうか。ある意味、旧統一教会と関係のある国会議員たちと、旧統一教会から目をそらし続けていたメディアが引き起こした事件とも言える。

国会議員はこのような団体との関係を断つべきであり、また旧統一教会については調査と規制が必要だろう。宗教(という名目の)団体を野放しにし過ぎなのだ。フランスの反セクト法のようなものが望まれる。反セクト法とは、セクト(宗派、党派)と認定される団体の違法かつ悪質な活動に一定の規制をかけるための法律である。

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