コロナで改善されたこと

テレビを見ていると、出演者が体調不良で休む、ということをよく聞くようになった。以前には見られなかったことだ。今までだったらたとえ高熱でもフラフラになっても出演していたはずだ。

これは言うまでもなくコロナの影響である。熱があるとコロナの疑いがあるから出演させてもらえない。そもそも入り口の計測器で測ってアウトになるから、建物に入れてももらえない。

テレビに限らず普通の会社だって、38度の熱でも出社するというのは珍しくなかった。忙しいからということで、マスクをしているもののゲホゲホしながら出社している同僚もいた。銀行員の友人は38度5分の熱があるので会社に電話したら、はってでも出てこいと言われたそうだ。

こういった以前の状態が異常だったのだと思う。無理してでも働くのが美徳のような考え方もあった。コロナのおかげで体調と仕事との関係性が正常になったのだ。無理をして出社するのはどう考えても体に悪いし、カゼをひいているのに出てこられても、うつされるから周りの人にとっては迷惑だ。

体調が悪ければ休む。コロナによって改善されたことの1つである。

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