映画の使用済み前売り券が意外と売れる

以前ヤフオクに映画のパンフレットを出品したら、あまり売れ行きは良くなかった。落札価格も安い。しかしなぜか見終わった前売り券の半券はよく売れるのだ。使える前売り券ではなくて、とうの昔に映画を見終わった役に立たない前売り券である。それが売れるし、しかも500円くらいの値がつくものもある。

何が売れるかわからないとはよく言われることだが、パンフレットより全然価値がないと思われる、使い終わった前売り券の方がよく売れるのだから不思議である。

考えてみるに、パンフレットはある程度流通しているけど、古い前売り券は存在が少ないということなのだろう。古書店などでもパンフレットを売っていることはあるけど、使用済み前売り券は見たことがない。収集している人にとっては入手経路が限られるということなのだと思う。だから落札価格もパンフレットより高く競り上がるのだ。

そういえば40年も前のカセットデッキの取説が3千円ほどで売れたこともある。本体は無くて取説だけである。それが3千円。驚きなのだ。

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