今まで飲んでいた晩酌用の酒が売ってない!

冬場、熱燗にして飲んでいるCGC純米酒」が手に入らなくなった。この辺ではスーパーマルヤだけで売っていた酒なのだが、閉店して新しくジョイマート(マルヤと同じ系列)というスーパーになったら売らなくなってしまったのだ。2リットルで760円とかなりの格安で、冷だとイマイチだけど、燗にするとさらっとして飲みやすかった。

仕方がないので、第2候補の白河銘醸米だけの酒」を買いに行くと、これも無い。今までマルエツとカワチで売っていたのだけど、両方とも商品棚から消えていた。

これはかなりまずい状況で、第3候補は無いから急遽晩酌用の酒の選定をしなければならなくなった。とりあえずドンキで北関酒造「純米酒」698円、小山本家酒造「米だけのやさしい思いやり」780円、カワチで月桂冠「辛口」838円を買ってきた。

まず春と秋にいつも冷で飲んでいる北関酒造純米酒」を燗にして飲んでみると、これが全然ダメ。冷ならそこそこだけど、燗にすると香りがきつい。以前同じ北関酒造「米だけの酒」を燗にしたらやたら苦くなったので恐らくダメだろうとは思っていたが、違う理由でやっぱりダメだった。北関酒造の酒は冷でしか飲めないようだ。

次は月桂冠辛口」。これは純米酒ではないが、香料、酸味料などは使われていない、ちゃんとした酒だ。ちょっと冷で飲んでみると、どうも香りがよろしくない。しかし燗にすると変な香りが無くなり、さらっとしてクセが無い。これならいける。

どういうわけか紙パックの酒は、冷でおいしい酒は燗にするとダメで、燗でおいしい酒は冷だと変な香り。今まで飲んでいた「CGC純米酒」も白河銘醸「米だけの酒」も冷だと妙な香りだったし、月桂冠「辛口」も同じだ。でもまあ使い分ければいいのだし、安いからしょうがない。一升瓶の2000円前後のものなら、うまい酒は冷でも燗でもうまいものだが。

とにかく、なんとか晩酌用の主力の酒が見つかったので一安心である。最初はカワチで838円で買ったけど、ウエルシアでは798円で売っている。店も近いし、この冬はウエルシアに通うことになりそうだ。今まで地酒系の酒ばかり飲んできたので、全国区の大メーカーの酒を常用するのは初めてである。

もう決着がついたし、近くに売ってないから小山本家酒造米だけのやさしい思いやり」はもうどうでもいいのだが、買ってしまった以上飲むしかない。しかしこれが実は冷でも燗でもクセのないサラッとした飲み口で、変な香りも無く良い酒だった。もしかしたら近所で売るかもしれないから覚えておかなくては。なお小山本家酒造は小山市の酒蔵ではなく、所在はさいたま市である。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。