気に入った器で気分良く飲むのだ

だいぶ冬も近づいてきて、熱燗の季節になった。酒はこの3つのぐい呑で飲んでいる。左から、益子焼笠間焼信楽焼。他にもあるけど、今はこの3つが主力で、ここ数年は真ん中の笠間焼のものが一番出番が多い。

信楽焼のは少し重い。これは3つの中で一番古く、春に亡くなった友人Mからもらったものである。ここ数年はあまり出番がなかったが、今シーズンは友人を偲んでこれを中心にして飲もうと思う。

焼き物の里に行ったり何かの機会があったりすると、ぐい呑やそば猪口、マグカップなどを物色するが、なかなかこれといったものは見つからない。手頃な価格でデザインが良くて持ちやすい、という観点で見つけているが、良いデザインのものは高価なことが多いし、特にマグカップは持ちやすさに難がある場合も多い。

やっぱり気に入った器で酒やコーヒーなどを飲みたいものである。気分が違う。嗜好品は気分なのであり、それは器で大きく変わる。

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