お悔やみの席ではハッキリ言わない

葬式で喪主にする挨拶はハッキリ言わなくていい。というか、むしろハッキリ言わない方がいい。「この度はどうもご愁傷様です」と言ってもまあいいのだけど、「この度はどうもゴニョゴニョ…」で構わない。

これがおめでたい席なら「この度はおめでとうございます!」とキッパリハッキリ言った方がいいのだろうが、お悔やみの席にはキッパリハッキリは似合わない。お悔やみの気持ちが伝わることが肝要で、「この度は…」だけでお辞儀するだけでも十分意味は通じる。

実はお悔やみの席では、あまりハッキリ言わないのがマナーなのである。もちろんトーンも声量も控えめにする。悲しみの気持ちがあれば自然にそうなるものだが、地声が大きい人は気をつけた方がいいだろう。

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