お盆最終日は那須の沼ッ原湿原へ/柏屋、沼ッ原湿原、道の駅 那須高原友愛の森、バターのいとこ、森林ノ牧場

お盆の最終日の16日に、友人Yと那須へ行ってきた。会社によってはお盆休み期間かもしれないけど、平日のせいか道も空いている。

と思ったら、トイレ休憩に寄った上河内SAの駐車場はそこそこ一杯。お盆休みも終わるから上りのSAが混んでいるならわかるけど、なぜ下りが混んでいるのか?

遠くに見える山の上の方が霧で煙っている。雨が降っているのかもしれない。今日は割と上の方の沼ッ原湿原に行く予定なのだが、ちょっと不安になる景色である。

11時過ぎに、板室温泉の先にある「柏屋」に到着。先客はいない。ここは人気のあるそば屋で、休日には行列もできたりする。そばもなかなかおいしいが、なぜかカツ丼も人気である。カツ丼専門の支店も出すほどなので、今回はそのカツ丼を目当てに来たのだ。

注文したのはカツ丼とミニせいろのセット。ここには何回か来ているが、カツ丼を食べるのは今回が初めてだ。料理が出てきて、まずはせいろの方から。そばが乾いてしまうから、先に食べないとね。

以前は二八と十割の両方があったはずだが、メニューに載っているのは十割だけ。状況は刻々と変わっている。

十割で細く仕上げるのは難しい。ブツブツと切れやすくなってしまいがちなのだ。しかしここのはそんなこともなく、細く均等に仕上がっている。ただもう少しそばの香りと味が濃ければ。なので私の評価としては、いつもそこそこということになる。

期待のカツ丼もなかなかおいしかったけど、特別にというわけではない。普通においしいカツ丼。カツは揚げたてのようでサクサクしている。総体的に、そこそこおいしい昼食。

沼ッ原湿原へは、那須ハイランドパークの辺りから上の方へ登って行く。ほとんど車も通らず、緑の濃い静かな道だ。

駐車場から湿原まで、林の中を20分ほど歩いて降りる。雨のせいか、所々かなりぬかるんでいる。例によって足場の悪い所もあるし、結構な長さの石段も。湿原自体は30分ほどで回れる広さなので軽い気持ちで来たのだが、湿原にたどり着くまでが意外ときつい。ハイキング用のごついスニーカーを持ってきて良かった。普通の靴やサンダルなどだったらやばかった。

いつものように、名の知れぬキノコがあちこちに。

やっと湿原にたどり着いて木道を歩き始めるが、まわりは林ばかりで湿原という感じがしない。看板には「日光国立公園 沼ッ原湿原」と書いてある。那須なのに日光国立公園なのだ。

ふと気づくと、木道の下には水が。これは雨のせいなのか、湿原だから元々なのか。

ここもクマが出るようだ。まあかなりの山奥だから。

木道の間から謎の植物が伸びている。よく見るとこれがあちこちに。

先へ進むとだんだん湿原っぽくなる。

日光のハイキングでも見たタムラソウ。

エゾリンドウらしき蕾と散りかけの花。ちゃんと咲いているものが見当たらない。

水辺や川のようになっているところが多い。湿原というより、沼の中を歩いているような。

キノコ大量。

シダも茂っている。

霧も濃くなってきた。あまりグズグズしていると降られるかも。

この黄色い花はキンミズヒキというらしい。

湿原の隣に調整池があって、発電に使っているとのこと。

帰り道、ポツリポツリ来たが木の葉が守ってくれる。

駐車場に着く頃には本降りになってきた。危機一髪。でもある程度山を下るとすぐ雨も止んだ。降っているのは上の方だけのようだ。

しばらく走って「道の駅 那須高原友愛の森」に寄ってみる。結構広くて、妙な東屋や、寄らなかったけど工芸館などもある。レストランは那須にかけて「なすとらん」という名称だ。

物産館で「ジャージーキャラメルバウム」という割と大きめのバウムクーヘンを買って食べる。なかなかおいしい。

友人が「バターのいとこ」というお菓子を土産に買いたいというので、販売店に行ってみると見事に全部売り切れ。そこで本拠地らしき「森林ノ牧場」に向かう。住所は同じ那須町だからすぐ近くかと思ったら15kmも先である。

やっとたどり着くと、そこはもう福島県との県境がすぐの所。友人は足利からここまで、栃木県をほぼ縦断したことになる。牧場は林の向こうにあるようで直接は見えないが、きれいな売店に目当ての「バターのいとこ」がまだ残っていた。

せっかくなのでソフトクリームも食べてみる。うまい。濃厚なのにさっぱりしている。売店のお姉さんはあまり愛想がない。

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