6月に日光の戦場ヶ原にハイキングに行ってきたばかりだが、友人Yと先月24日にまたハイキング。今度は戦場ヶ原の上の方の刈込湖・切込湖コース。湯ノ湖を出発して刈込湖・切込湖のそばを通り、涸沼、山王峠を抜けて光徳牧場へ至る。
下界は曇っていたのでちょっと天候が不安だったが、戦場ヶ原は青空に白い雲の夏らしい天気。
前回は駐車場が満杯でしばらく待つ羽目になったので、今回は少し早めに着いたのだが、それでも湯ノ湖の駐車場の空きはたった1つ。すぐにもう1台来たので危ないところだった。歩き始める前に日光湯元ビジターセンターで情報を仕入れる。
地形モデルを見たり、ハイキングコースの地図をもらったり。
湯元温泉バスターミナル。ハイキングコース終点の光徳牧場からバスでここに戻ってくる。
歩き始めるとすぐに湯ノ平湿原。
源泉の小屋があり、湯気が上がっていて硫黄くさい。
岩のコケから丸っこい茶色のものが出てきているようだ。コケの花?
コケの間から小さいキノコも生えている。
倒れた後に上に伸びた木。すごい生命力である。
木の幹に先行者のメモが。熊の爪あとらしい。
頭上には木の葉が生い茂っていて、日差しを遮る。
小峠という地点が少し開けていてベンチもある。地形の変化によるものなのか、ベンチは傾斜しているものも。
ベンチにトンボがとまっている。カメラを近づけてもなかなか逃げない。
この辺の道はまだマシな方。このコースは初級者向けとのことだが、転がり落ちそうな山の端の細い道や、ゴツゴツした岩の間を縫うように歩く危ない道も多く、とてもじゃないが初級者にオススメなどできない。木段の段差も大きく、特に子供や年寄りには厳しいコースだ。
深い岩の窪みにヒカリゴケ。
あちこちにキノコが生えている。
木の幹の影になった部分に白い泡のようなツブツブのようなかたまりが。何かの卵だろうか。
木立の間からやっと刈込湖が見えてくる。水の色がきれい。
山の中の静かな湖である。風がなく、木々が湖面に映る。前回の西ノ湖より、こっちの方が東山魁夷「緑響く」の世界に近いかも。
砂浜でローソンのおにぎりの昼食。学生4人組が、湖に注ぐ川の水が冷たいと騒いでる。
倒木の先っぽになぜか大きなキノコが。
道端の石の上にメガネが置いてある。誰かの落とし物か?
緑がきれいである。
外国人カップルとすれ違う。女性はタンクトップに短パン姿だったが、笹に埋まったような道もあるのに大丈夫だろうか。
涸沼(かれぬま)という地点に出る。山の間にぽっかりと平原が広がっていて、ちょっと変わった景色である。大昔は沼だったということか。
花に虫がとまってお仕事中。写していても逃げやしない。花はタムラソウというらしい。
山王峠を越えた後はずっと下りなのだが、段差の大きな木段がずっと続き、足がガクガクになる。非常にしんどい。これを逆コースから登ってきたら、ギブアップだったかも。
やっと光徳牧場に到着。売店で名物の濃厚アイスを食べて休む。うまい。
この後はバスに乗って湯ノ湖まで戻るだけだ。もう一歩も歩く気がしない。前回に比べて非常に疲れた。
帰り道、いろは坂を降りた先のガードレールの上に子連れの猿がいた。