オルフ/カルミナ・ブラーナとチャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番を聴く

たまには普段聴かないような曲を聴いてみようと、オルフの「カルミナ・ブラーナ」を全曲通して聴いてみた。最終楽章だけを聴くことは時々あるけど、全曲通して聴くことはそうそう無い。この曲の最終楽章は映画などによく使われるので、実は知らずに聞いたことがある人が多いはずだ。

第25曲「おお、運命の女神よ」

ただ聴くだけだと飽きるかなと思ったので、美術書を読みながら聴いたところ、飽きるどころか最終楽章以外もわりといいなと再確認できた次第である。気分が乗ってきたので、コーヒーを淹れて次はチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」を聴く。演奏はキリル・コンドラシン指揮/バイエルン放送交響楽団ピアノ/マルタ・アルゲリッチのものである。

こっちは演奏が始まると、もう本を読んでいるどころではない。コーヒーの香りに包まれて、ただただ演奏に引き込まれる。もう30年以上も、何度も聴いた演奏なのに、いつ聴いても素晴らしい。熱演という言葉があるけれど、特に第3楽章はそんなレベルを超えた、オケもピアノも音楽がほとばしり爆発するような演奏なのだ。

第1楽章

第3楽章

これを聴いた後はもう何も聴く気がしないので、音楽は終了。そしてこの記事を書く。

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