ゴルフの全米女子オープン、渋野は惜しくも4位!

ゴルフの全米女子オープンを4日間ずっと見てしまった。時差があるのでもちろん録画であるが。なんといっても渋野がずっと上位にいるのだから、見ないわけにはいかない。毎日3時間前後、12時間もトーナメント中継鑑賞に費やしてしまった。

今回は史上最多、19人もの日本人選手がエントリーしていて、しかも最近国内トーナメントで大活している黄金世代、プラチナ世代と言われる若い選手が多かったので、大会前から非常に期待が高かったのだ。

しかしテレビに映るのは渋野と笹生くらい。国際映像を基にした中継なので、上位にいないと全然映らないのだ。結局予選を通過したのは19人中9人だけ。今季絶好調だった古江彩佳、原英莉花もスコアを大きく崩し、予選通過できなかった。

渋野は2日目に首位に立ち、3日目も首位をキープ、4日目も前半は首位を守っていたが、ついに力尽きてしまった。最終順位は首位と2打差の4位である。最終的にアンダーパーがたった4人しかいない、名だたる選手も多数予選落ちした非常に難しいトーナメントだった。

1日目は3アンダー、2日目は4アンダーと渋野は好調だった。しかし3日めは3オーバー、4日目も3オーバーとスコアを伸ばせなかった。優勝スコアは3アンダーだったので、せめて2日目までのリードを維持できていれば楽勝だったのだが。

優勝は韓国のキム・アリムで、終わってみれば韓国勢の1,2フィニッシュである。韓国人選手は強い。日本国内のトーナメントでも申ジエ、ペ・ソンウ、イ・ミニョンなどの活躍が目立つし、米国トーナメントでも韓国人選手はいつも上位にいて優勝も多い。現在の女子世界ランクも1〜3位は韓国人選手である。

ただ渋野も健闘した。今季は予選落ちも多くずっと不調だったようだが、国内最終戦1つ前のエリエールレディースオープンでは5位、最終戦のリコーカップでは3位と調子を上げてきてメジャー大会に臨み、4位としたわけである。ちゃんと帳尻を合わせてくるところはさすがだ。

今回は惜しかったけど、実質まだ2年目の若い選手なのだから、これからもどんどん活躍してくれるだろう。全英女子オープンで優勝し、今回の全米女子オープンでも2打差の4位。世界の強豪と互角に戦えることは証明されているのだから。

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