関脇の正代が初優勝!

大相撲秋場所は関脇の正代(しょうだい)初優勝した。熊本出身としては初の優勝だそうだ。今年はすでに平幕の徳勝龍、照ノ富士が優勝しており、これで年6場所のうち半分が横綱、大関以外の優勝となった。番付の序列はいったいどうなっているのかと言いたい気もするところ。

しかし今場所の正代の取り組みは力強かった。特に14日目に大関朝乃山を圧倒した相撲は圧巻だった。体格はいいし、体は柔らかいし、もっと活躍してもいいはずだと以前から思っていたが、やっとその気になったのだと思う。

場所後、臨時理事会が招集された模様である。ということは、正代の大関昇進がほぼ確実になったということだ。直近3場所の勝ち星は32勝で今場所は優勝、それ以外に今年は2度も優勝争いをしている。なんといっても今場所の力強さの印象がとても良く、さらには2横綱の引退が目前という事情もある。どこからどうみても大関に昇進する条件は整っているのだ。

これで大関は3人になる。この中から早く次世代の横綱が生まれてくれればいいのだが。

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