マスカーニ/アヴェ・マリア/中丸三千繪を聴くようになった

一般的によく知られているのはシューベルトとグノーのアヴェ・マリアだろう。シューベルトのはア〜ヴェマリ〜〜ィヤ♪というやつである。グノーの方はア〜ヴェ〜マリ〜ィヤ〜♪で、どちらも穏やかで慈愛に満ちている。これらももちろん素敵な曲なのだけど、私はわりとカッチーニのアヴェ・マリアが好きだ。

カッチーニのアヴェ・マリアはドラマチックで自己犠牲、悲壮という雰囲気が漂う。なんとなく、薄暗い修道院というようなイメージが浮かぶ曲である。カウンターテナーのスラヴァの歌で初めてこの曲を知った。これを聴くまでカッチーニのアヴェ・マリアの存在さえ知らなかったのだ。

〜 シューベルト 〜

ライヴ映像だが、涙ぐんで聴いている人がいる。キリスト教徒は私とは違う深い感銘があるのだろう。しかしそれにしてもミルシアの歌唱は素晴らしい。思わずダウンロードで買ってしまった。

 

〜 グノー 〜

 

〜 カッチーニ 〜
CDの音源がアップロードされてないのでこれはライヴのものだが、断然CDの方が良い。このライヴだと悲壮感が薄くてイマイチ。

amazonのMP3でCDの試聴。30秒だけ。
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マスカーニのアヴェ・マリアは最近聴くようになった。これは上記の3大アヴェ・マリアとはちょっと毛色が違う。元のメロディはマスカーニ/カヴァレリア・ルスティカーナというオペラの間奏曲だ。これに歌詞をつけたのがマスカーニのアヴェ・マリアなのである。いつも聴くのは中丸三千繪が歌うもの。元がオペラだから優雅なアヴェ・マリアである。

中丸三千繪の音源はもう中古でしか手に入らないので、森麻季のアヴェ・マリア集が色々聞けるしいいかも。

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