iTunesに知らない曲が入っていてあせる!

この間iTunesをいじっていたら、ライブラリに知らない曲がラインナップされているのを発見した。U2/Songs of Innocence というアルバムの全曲である。このアルバムは聴いたことが無いし、もちろん購入もレンタルもしていない。いったいどうして?

もしかしたら私のIDで勝手にiTunes Storeで購入された? しかし過去にそのような課金は記憶にない。iTunesでアルバム単位で購入したことも無いし、そのような請求が来たこともない。曲のビットレートからするとやはりiTunesからダウンロードされているらしいので、過去の購入履歴を全て調べてみたが、履歴にも載ってないのだ。

不思議に思ってググってみると経緯が判明した。このU2のアルバムはAppleが無料配信したものだったのだ。6年も前の2014年に配信されていたのに、今まで全然気が付かなかったのだ。iTunesの再生はプレイリストで行っており、ライブラリに入っていてもプレイリストに載っていなければ再生しない。

しかしそれにしてもおかしい。ライブラリに知らない曲が配信されていたら、次にCDのリッピングをしたときに気がつくはずである。しかもiTunesのライブラリ画面では、これらのU2の曲の後ろにiCoudの青い雲のマークが付いていてかなり目立つのだ。

青い雲のマークはiCoudと同期してますよという意味らしいが、私はiCoudを使っていないので、これらの無料配信された曲だけに雲のマークが付いている状態である。

ここでハタと気がついた。昨年10年も使ったパソコンを買い換えるまで、ずっと古いバージョンのiTunesを使っていた。パソコンが古いのでOSをSnow Leopard以上にバージョンアップできず、必然的にiTunesも古いバージョンのままだったのだ。古いiTunesのライブラリ画面にはiCoudの欄も無く、iCoudとの連携も取れていなかったはずだ。

だからiCoudにはこれらの無料配信された曲が存在していても、私のパソコンのiTunesには入っていなかったのだ。それがパソコンを買い換えることにより、iTunesが新しいバージョンになりiCoudと連携できるようになって、ライブラリに反映されるようになったに違いない。

昨年反映されたとしても、ライブラリの2014年頃の部分なんて見ないから、今までわからなかったのである。今回プレイリストの編集作業をしていて、たまたま発見できたのだ。確認してみると、やはりSnowLeopardではiCoudが利用できないことがわかった。

最初は知らない曲が入っていてあせったが、調べると色々わかって面白い。U2は気前よく無料配信したものの、勝手に送りつけるなというクレームが寄せられて謝罪したそうだ。

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