有田みかんの産地、和歌山県の有田市は「ありだし」だということが最近わかった。ずっと「ありたし」だと思っていたのだ。長年”ありたみかん”だと思っていたが、本当は”ありだみかん”だった。有田は「ありだ」だったのだ。
私の周囲の人達も”ありたみかん”と言っているような気がする。実際”ありだみかん”より”ありたみかん”の方が言いやすい。楽に発音できるから”ありたみかん”と言ってしまうのかも。
そういえば下妻市は「しもづまし」だと思っていたら「しもつまし」だった。音が濁るか濁らないかを間違って覚えていることが結構あるのかもしれない。
茨城県もよく「いばらぎけん」と読まれるが、正しくは「いばらきけん」である。濁るのは大阪の茨木市の方だ、と思っていたが、調べてみると茨木市の方も「いばらきし」と濁らないのが正しい。
栃木県は「とちぎけん」と濁るが、濁る濁らないよりも「栃」の字が読めないという事例があったりするようだ。