青いルヴァンと赤いルヴァン

ルヴァンにはいのといのがあって、青いのはLevain、赤いのはLevain PRIMEという名前だ。形も違っていて、青い方は角をとった四角、赤い方は丸い。

本家リッツは1種類なのに、ルヴァンはなんで2種類あるのかなと思って食べ比べてみると、若干であるが味が違う。青いほうがわずかに甘み強く、赤い方はパリッとしている気がする。青い方は若干モサッとしていると言えるかもしれない。違いはほんの少しで、気にしないで食べたら気が付かないレベルなのだけど、私はどちらかというと青い方が好みである。

青い方の原材料は小麦粉、加工油脂、砂糖、ぶどう糖果糖液糖、食塩、モルトエキス、ライ麦粉、発酵種/膨張剤で、赤い方は小麦粉、加工油脂、砂糖、ぶどう糖果糖液糖、食塩、モルトエキス、発酵種/膨張剤である。

違いはライ麦粉が入っているかどうかだけだ。量の多い順に記載される原材料表示のお尻から2番目だから、ほんの少しだけ。

ただどちらにしても、若干ではあるがリッツよりおいしい。リッツは世界基準ということだが、日本のお菓子は世界基準よりレベルが高いのだから当然かもしれない。と以前は思っていたのだが、最近リッツを食べてみたら思ったより差がなかった。以前は確かに味や食感に差があったが、今はもうほとんど変わらないくらいである。リッツがレベルを上げてきた。

ルヴァンはヤマザキビスケットが国内で生産していて、リッツはインドネシアでモンデリーズが生産して各国へ供給している。ルヴァンは日本人好みに味を調整できることも強みかもしれないと思っていたのだけど、あまり味に差が無くなったことを考えるとそうでもないのかも。ただリッツよりルヴァンの方が若干塩味が強い。

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