日経平均は底をつけたと言えるか?

このところのアメリカのダウは1000ドル前後も大幅に上げたり下げたり大忙しだ。昨夜も1173ドルと、先日の1293ドルに次ぐ大きさの上げ幅だった。3月に入って、上昇幅1位と2位の記録がまとめて出たのだ。

これでダウは27000ドルに乗せ、先週約29000ドルから約25000ドルまで一気に4000ドル下げたうち半分戻した格好になった。「半値戻しは全値戻し」という格言があるが、ダウのトレンドを見ても、いずれ株価は戻る可能性が高くなった。

翻って日経平均はどうか。先週約24000円から約21000円まで3000円下落して、まだ21300円と全然戻っていない。チャートはなんとか底のような格好だし、騰落レシオも60前後と売られすぎを示しているから、ここから戻りに入る可能性もあるが、今後の新型コロナの感染状況次第だろう。経済に与える影響も相当大きくなっているので、そう簡単には投資家の心理が改善するとは思えない。なかなか厳しい状況だ。

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