友人とランチなど/華、鳳凰美田

17日にまた足利の友人Yがちょっと顔を見せた。録音を依頼されていたものを取りに来ただけである。昼飯を食べて、ちょっと買い物をして帰った。夕方から実家を妹さんと一緒に掃除しなければならないのだそうだ。友人のご両親もご多分に漏れずボケてきて、放って置くと家中がゴミだらけになってしまうとのこと。

というわけでランチ。最近よく行くようになった中華の「華」へ。店の名前は本当は左側に日偏が付く字なのだが、変換しても出てこない。こじんまりとした街の中華屋さんというような店である。

あれこれ迷った末、牛のレバー炒め、ミニチャーハンセットにする。「レバニラ炒め」というメニューが無いので、それに近いと思われるこれを注文したのである。食べてみるとニラもちゃんと入っていたので結果的にレバニラ炒めのようなものだが、味付けは牛肉の黒胡椒炒めのようである。

この店は全体的に薄味でさっぱりしている。ギトギトしていないのがいいところだが、若干薄すぎるきらもあって、もう少しだけ濃いとちょうどいいと思うのだが。レバー炒めも薄めの味だし、チャーハンは単品で食べるのは物足りないくらいの薄味、小鉢の豆腐も一見辛そうだけど全然薄味、みそ汁は他よりもさらに一段と薄くて病院食のようだ。塩分控えめ、健康志向の店なのかね。

まあそれでもみそ汁を除けばそこそこおいしいので続けて来ているわけである。値段も手頃だし騒がしくないのもいい。

小林酒造「鳳凰美田」という日本酒を頼まれたというので酒屋へ。小林酒造は小山の蔵元である。近くの「やまや」に行けば大きい店だしあるだろうと思ったが、意外にも置いてない。同じく小山の蔵元の「門外不出」ばかりである。地元の酒だからどこにでもあるかと思ったが、そうでもないようである。

駅の西側に出て、友人が事前に調べてきた酒屋へ行くと置いてあった。しかし吟醸酒ばかり。店主に聞くと、普通酒は無いらしい。結局友人は純米吟醸酒の「鳳凰美田 瓶燗火入れ」の4合瓶を買った。1600円だから純米吟醸にしてはそう高くはないが、単位あたりで考えると、私がいつも晩酌で飲んでいるパックの純米酒の5倍以上の値段である。

帰ってからネットで調べてみると、「鳳凰美田」はやはり吟醸酒が主力で、吟醸酒以外は純米酒が1種類あるだけだった。そういう酒だから当然スーパーなどにも置いてない。かなり人気があるらしいので、入手難にならないうちに一度飲んでおいた方がいいかもしれない。

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