また獨協医科大学病院に友人の見舞いに行く

先月24日に、獨協医科大学病院で友人Nが心臓の手術を行った。今回で3回目の心臓手術である。1回だけでもすごくしんどそうなのに、3回もなのだ。考えただけでも恐ろしい。手術から10日ほど経って落ち着いたようなので、4日に見舞いに行ってきた。

我が友人たちは入院ばかりしていて、全員合わせて今年8回目の入院である。Nだけでも4回目。獨協医科大学病院に見舞いに行くのも、今年3回目である。見舞いの手続きや病棟の位置関係にもすっかり慣れた。

今回は電車で行った。小山から栃木市までJR両毛線、栃木市で東武宇都宮線に乗り換えて「おもちゃのまち」で降りる。玩具メーカーの工場がたくさんあるので「おもちゃのまち」駅なのだ。

昼過ぎの両毛線はガラガラ。台風19号の影響でこの電車は栃木止まりです、という車内アナウンスがあってちょっと慌てる。栃木駅の先の鉄橋が落ちたことをすっかり忘れていたのだ。しかしもともと栃木で乗り換えだから慌てる必要はなかったことに気づく。

東武線への乗り換えの時間が30分ほどあったので、ちょっと駅前を散策。駅舎のガラスドアには50cmほどの高さまで浸水の跡がついている。この場所にこんなに水が来ていたとは、にわかに信じがたい。

駅のホームから見た線路と大平山。

スペーシアが入ってきたのでつい写す。

JR両毛線もガラガラだったけど、東武宇都宮線もやはりガラガラ。休日の昼過ぎはこんなものかね。

変な模様の座席。

車窓から見える景色はのどかでいい天気。見舞いに行くというのになんだが、まさにお出かけ日和である。

おもちゃのまち駅は、田舎には珍しくホームまでは地下の階段である。

駅前から獨協医科大学行きのバスが出ているが、歩いて行く。たった12,3分の道のりだ。年寄りや患者さんのために必要なものだろう。

駅前通りを歩いていると、1本入った裏道に雀荘が見える。あまり見かけなくなったけど、こんな駅前にあるのだね。

獨協医科大学病院の敷地のイチョウ並木がきれいだった。

ビル群の連なる堂々たる佇まい。白い巨塔か。手前にはドクターヘリ。

友人は思いの外元気だった。手術して数日したらすぐにリハビリで歩かされたりしているそうである。趣味のオーディオのことなどを中心に話をしていたら、あっという間に2時間以上も。一応茶菓子など持っていったが、糖尿病も患っているのでまったく食べられないとのこと。話をしながら自分でいくつか食べて、残りは持って帰ってきた。友人はコーヒーを飲むのみ。体力をつけるためにも太りたいようだが、1日1800kcalの制限が立ちはだかって全然太れないのだそうだ。間食をしたりすると、血糖値が上がってすぐにバレるのだとか。

そもそもは貧血の悪化で入院したりしていたのだが、原因がわかららずここまで来るのに2年もかかったということである。自分で論文などを調べて同じような症例を発見して、過去に手術した心臓弁の近くに開いた小孔から血液が逆流して赤血球を破壊しているということにたどり着いたのだ。医者まかせにしていたら、今でも貧血で苦しんでいるだろうということである。

帰りにおもちゃのまち駅のホームをうろついていたら、「獨協医科大学病院下車駅」なる看板を発見。獨協医科大学病院があるのは壬生町なので、壬生駅で降りちゃう人がいるのかもしれない。壬生駅からはかなり遠い。

帰りの両毛線は古い車両らしく、つり革の向きが車体と並行。

車窓の夕焼け空がきれいだった。

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