久しぶりに電車で宇都宮へ/なか卯、オリオン通り、栃木県立美術館

先週、所要があって宇都宮へ行った。電車に乗って、久しぶりの宇都宮駅である。平日の昼間のせいか、あまり人がいない。写真の左側の方に灰色のギョウザ像が。

駅の正面の大通り。あまり変わっていないよう。

今年閉店したパルコ。ウィンドウには白いロールカーテンのようなものが降りていて、入り口も閉鎖されている。廃ビルといった趣。再利用計画はまだ無いのだろうか。

用事も済んで昼食。一度行ってみたいと思っていた「なか卯」に入る。小山には無いのである。かの田崎真也氏もちょくちょく利用していたということなので期待が高い。

牛丼(並)とすだちおろしうどん(小)を食べる。なかなかおいしい。すだちおろしうどんはさっぱりして夏にピッタリだ。しかしオペレーションが2人だけのせいか、出てくるまでかなり時間がかかる。うどんに時間がかかるのだろうが、私の前に待っている人が6人いたので、牛丼だけにしてもやはり待たされたに違いない。

オリオン通りには屋台が出ていた。何かのお祭りか?

オリオン通りをずっと歩いていって、119号を渡った先はユニオン通りとなる。オリオン通りに比べて寂れた感じだが、実は面白そうな店はこちらの方が多い。

せっかく宇都宮まで来たのだから、県立美術館に寄る。ここに来るのは10年ぶりくらいか。足銀本店のすぐ裏側にある。

「絵を見るとき、あなたは何を見ているの」という企画展。

カバネル「狩りの女神ディアナ」と藤田嗣治「花を持つ少女」が良かった。「花を持つ少女」はここの美術館が所蔵していて、もう何度も見ている気に入っている作品である。色合いと雰囲気が実にいい。つい見入ってしまう。本物は服の色がグリーンなのだが、ネットで拾った画像はなぜか濃い青になっている。今回は企画展の方に展示されていた。宇都宮に住んでいた頃は、この絵が見たくて常設展示だけを見によく来たものだ。常設展示の方だけだと安くて、200円くらいなのだ。

カバネルは「ヴィーナスの誕生」が有名。2014年の「オルセー美術館展」で見たことがある。

帰りはポツポツ雨が降り出してきて、家に着いてしばらくしたら土砂降りに。危ないところだった。

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