地震の震度が体感よりどうも低いという感じ

地震の震度についてなのだが、今住んでいる所ではどうも震度の発表が体感より低い。昨日の地震も小山市は震度2という発表だったが、体感的には震度3で、とても震度2では済まない揺れだった。今まで結構あちこちに住んでいて、その場所その場所で地震には見舞われているわけで、地震の震度と体感は大体の相関ができている。しかし今の場所に住んでからはどうもその相関から外れているようなのである。

建物は鉄筋コンクリート造で結構しっかりしているはずだから、そうすると考えられるのは地盤が弱いということ。そういえば昔この辺には堀があって、今は暗渠(あんきょ)になっているというのを聞いたことがある。水辺に近いということは、やはりあまり地盤が強くはなさそうだ。

地震計が設置されている所と私が住んでいる場所では、おそらく地盤の強さに差があるに違いない。だから震度と実際の揺れの強さが乖離するのだろう。

とすると、3.11大震災のときの小山市の震度は5強だったが、実際の揺れは震度6クラスだったのかもしれない。こんなに大きな揺れに遭遇するのは初めてだったから、発表された震度を鵜呑みにしていたけど、普段の地震の震度と揺れの乖離から考えても、あのとき震度6程度の揺れだった可能性は高い。

しかしその震度5〜6の大きな揺れの中、まったく気づかずに寝ていたという強者もいる。夜勤の方なのだが、3階に住んでいたからかなり揺れたはずなのに。しかもあんなに長く、何度も揺れたのに。すごいというかなんというか。

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