蕎麦を食べて、温泉に入ってから飲み会/山帰来、古峯神社、つつじの湯

14日の日曜日に栃木市の友人Iと足利のYとの3人で鹿沼の方に行ってきた。まず目指すは、去年発見した「山帰来」という蕎麦屋。そのときは前を通っただけだったが、後で調べたらおいしいと評判だったので、今回行ってみたのである。鹿沼の市街地を抜けてしばらく行った辺りから山道に入る。「山帰来」はかなり山奥にあるのだ。生憎の雨で山から水蒸気が絶え間なく上がっている。

こんなところに!と驚くくらい、「山帰来」はモダンできれいな佇まいの店である。

予定より遅く着いたのでちょっと待つことに。店内に待合室がある。

お神楽が来るのでテーブルが用意できないからお待ち下さいと店の人が言っていたのだが、どういうことなのだろうと思っていたら、どやどやとやってきた。店の中で動き回るスペースが必要だったのだ。獅子舞に頭を噛んでもらった。

お神楽が帰ってやっとテーブルに着くと、大きな窓から山の緑とすぐそばの川が見える。

器に凝っているようで盛り付けも変わっている。皿が大きいので一見盛りが少ないようだが、ボリュームはかなりある。都内の有名店の3倍くらいあるかもしれない。これで900円。売り切れなのか、十割(1200円)はもう無かった。

麺は細打ちで、かなり短いが味は良い。最近では一番のヒットかも。別注の天ぷら(500円)も食べてちょうど満腹。天ぷらは湯葉、しいたけ、さつまいも、なにかの葉っぱ。湯葉の天ぷらはフワフワで食感がすごくいい。1つ難点があって、席に着くと最初から蕎麦湯が出てくるのだが、できればお茶にして欲しい。

蕎麦を食べて、さらに山奥の古峯神社に向かう。すれ違うのも難しい、こんな道を抜けて行く。

神社の手前にある「一の鳥居」。でかい。

古峯神社は山奥にあって周囲の緑も深い。気持ちの良い落ち着いた佇まいである。雨なのに意外と人出が多い。

いくつも鳥居が登場する。ちょっと進んでは鳥居、またちょっと進んでは鳥居。

雨なのでよけいに緑がきれいに見える。緑の中に浮かび上がる古い鳥居。

古峯神社には有料(300円)の庭園があってなかなか良いらしいのだが、なにせ雨なのでやめといた。

庭園へと続く橋の欄干にトンボが何匹も止まっていた。相当近づいても飛び立たない。雨だから?

茅葺屋根の本殿。葺き替えて日が浅いのか、手前の屋根は明るい色である。よく見る神社と違った雰囲気。古峯神社は1300年の歴史があり、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祀っているということである。

屋根の端に天狗。

本殿のすぐ脇に郵便局がある。なぜこんなところに?

本殿内には自由に入ることができる。非常に広くてたくさんの部屋があり、あちこちに天狗の面が飾られている。古峯神社は別名「天狗の杜」というそうだ。奉納者の表示もカッコいい。

休憩室みたいなところには飲料の自販機がズラッとあって、その中にお湯が出るタイプのカップヌードルの自販機もあった。これはなかなか珍しい。

土産物屋の名前も「天狗屋」

次に日帰り温泉の「つつじの湯」へ。ここに至る道も細い林道のようで、運転が大変だ。泉質はアルカリ性単純硫黄泉。匂いはほぼ無い。あまり熱くないので私には丁度よい。露天風呂は深さが2段階になっていて、浅い方は寝っ転がることができる。山が近くて、緑に囲まれて入るような感じである。大人500円。

風呂上がりのソフトクリーム。期間限定のメロン味。

スーパーでツマミ類を買って友人I宅で夕方から飲み始める。最初から、貰い物だというサントリー響21年をロックで飲む。非常にまろやかでおいしい。本当はワインか焼酎を飲むはずだったのだが、響がうまいのでずっと飲み続ける。

Iは「蔵ねこのゆずシークヮーサー」というリキュールを飲んでいて、ウイスキーは私とYとでほとんど飲んでしまったのだが、家に帰ってから調べてみると、この「サントリー 響21年スペシャルボトル11 有田焼 色絵赤玉雲龍文角瓶 600ml」というのは3万円もするものだった。通常の700mlボトルでも25000円。スペシャルボトルは色々あって、中には10万円を超えるものもあるようだ。Iはワイン好きで、普段ウイスキーはあまり飲まないようだが、ほとんど飲んじゃって悪かったかな。

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