外国人記者が面白いと思う日本語表現ベストスリー!

最近読んだ英紙デイリー・テレグラフの特派員コリン・ジョイスのエッセーに、面白いことが書いてあった。お気に入りの日本語表現ベストスリーがあるというのである。以下「ニッポン社会入門」からの抜粋。

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第3位 勝負パンツ
この言い回しを聞いて感心しなかったイギリス人の友人は一人もいない。大事なデートの前に着ける下着を指す言葉について、日本語ほど正直な言語は他にあるだろうか?

第2位 上目遣い
何か頼み事をする際に、まるで子供のように哀れっぽい訴えかけるような目つきで僕を見上げるというトリックを使う人がいることに気づいた。その真似をしてふざけていると、誰かがそうした目つきを指す言葉があると教えてくれた。この目つきを指す言葉が存在するなんて!日本語はすごい。

第1位 おニュー
別格のベストワン。この言葉を初めて聞いたとき、声を出して笑い、この言葉についてずっと考えを巡らせた。英単語と日本語の丁寧語を掛け合わせるなんて!この言葉は初めて何かを使うときに感じる束の間の幸福感を見事にとらえているし、そこにはユーモアとアイロニーが同時に含まれている。しかも、短い英単語の前にたった1文字付け加えるだけで、それらのニュアンスを伝えているのだ。
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これほど感心されるとちょっと驚く。我々にとってはごく当たり前の言葉だけど、そんなものなのかね。1位の「おニュー」は言われてみれば確かにそうかもなと思う。しかし2位の「上目遣い」は英語には無い表現だとは知らなかった。

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