赤系統3連発!

先日手に入れたピンクサルビア。赤いサルビアなら知っているが、ピンクもあるとは知らなかった。赤よりもピンクの方がいい感じ。そういえばスイートピーも赤は歌にもなっているが、やはりピンクの方がいい。「ピンクのスイートピー」より「赤いスイートピー」の方が語呂がいいから、歌詞としてはいいのだろうけど。

安いからついでに小手毬、なでしこも買ってきた。赤系統の花を3つ並べてプランターに植えると、なかなか華やかである。小手毬はまだこれだけしか咲いてないが、こういう丸い塊がこれからいくつも咲いてきて、いい感じになってくるのだ。

なでしこはもっと色の濃いのや白っぽいのもあるが、今回はピンク。結構好きな花である。

ところで小手毬の花の色は実物とかなり違う。本物はもっと深く鮮やかな真紅である。サルビアやなでしこのピンクはちゃんと実物と同じように撮れるのに、小手毬はなんで色が違ってしまうのか。撮った画像をソフトでどういじってみてもダメである。コンパクトカメラだからなのか、一眼レフじゃないとダメなのか、などと考えて調べてみた。

するとその原因はカメラというより、モニタなのであった。モニタのRGBの色再現域に限界があって、真紅は再現域外なのだ。ちなみに印刷のCMYKの再現域はさらに狭い。

再現域外の色は「置き換え」がなされているのだそうだ。一番近いと思われる色に置き換えられているのだが、やはり実際の色とは違う。しかも人工的に作られている色ならほぼ同じような色にできるのだが、花のような天然色は再現不可能なのである。だから小手毬の真紅は、画像だと実物と違った色に見えるのだ。

真紅の領域も再現域に含んだWide Gamut RGBという規格もあるようだが、一般的ではないようである。結論、真紅の花は再現できない。実物の花を楽しみましょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。