飲み会の翌日は温泉へ/咲、すずしろ、やしおの湯、松月、日光茶屋、天然氷

飲んだ後はそのまま泊まって、翌日は9時過ぎに出発して日光方面へ。途中、蕎麦でも食べてから日帰り温泉に入ろうという算段である。友人宅からは見晴らしが良く、天気も上々。

ナビを設定すると、古峰神社の方から日光へ抜けるルートがあったので、試しに行ってみる。信号もほとんど無い山道でスイスイ進むのだけど、林道のような細い道も多く、また目的の蕎麦屋をパスして日光に着いてしまうことがわかったので、途中から少し戻って今市方面に向かう。

「山帰来」という蕎麦屋らしき店の前を通ると、開店待ちをしている人たちがいる。こんな山の中で開店待ちするくらいだからうまい店に違いない。しかしここで待ってみるかどうか、車中で迷っているうちにだいぶ進んでしまったので、戻るのも面倒だから次回ということに。後で調べてみると、かなりの人気店だった。失敗だったかも。

杉並木の木陰は気分的に涼しい。

日光市土沢にある「咲(さく)」という店に到着したが、まだ開店まで30分あるので店の前で写真を撮ったりして待っていたら、早く開けて入れてくれた。ありがたや。

タウン情報誌「もんみや」のそば屋特集に掲載されていた店で、今年の4月に開店したばかりなのだけど、うまそうだから来てみたのだ。30人弱で満員の、小じんまりしたきれいな店である。「もんみや」そば屋特集号の大きな写真がバァーンと貼ってあって、「もんみや」そのものも置いてあった。開店したての店にとっては、こういう雑誌に載るのは大助かりなことだろう。

純粋な蕎麦の味を楽しみたいので普段はもりを食べることが多いけど、今回は珍しく「すずしろ」(900円)を大盛りで注文。夏限定、1日5食限定。

大根、大葉、みょうがの千切りが山盛り。涼やかで風味良く、本当に夏らしい一品だった。蕎麦自体もなかなか良い。たまにはこういうのもいいもんだ。ただ野菜がこんなにボリュームがあるとは思わなかったので、かなり満腹になってしまった。普通盛りで十分だったようである。天かすが意外と合う。

そば屋を出るとモクモクの入道雲。

日光市街に入ると、車は渋滞しているのだけど歩道の人影はまばら。日曜なのに珍しい。

神橋を通りすぎて、日光宇都宮道路終点の清滝インター手前にある「やしおの湯」に到着。ここは日光市の公共施設なので入浴料510円と安い。泉質はアルカリ性単純温泉。露天風呂がいい雰囲気で、地元の方によると風呂から眺める紅葉が大変きれいなのだそうだ。よく見ると、風呂の周りはモミジだらけだ。

温泉の後はかき氷ということで、今市に戻って「松月」という天然氷のかき氷が食べられる店へ。ところがなんと3時間半待ちだとか。しかも先払いで注文しないと整理券を渡さないのだ。ばからしい。3時間以上も待って、夕方になってからかき氷など誰が食うか。

整理券を渡すのに先払いさせるというのが感じ悪い。そんなに長く待っていたら、途中であきらめて帰っても当たり前だ。それを先払いさせて死ぬまで待たせようというのだから悪質である。店の都合しか考えていないのだ。ずいぶんひどい店である。

今市からまた日光に戻る。さっき渋滞していたし、表通りの駐車場も満車だったので、裏道から市街に入って秘密の場所に駐車する。ここはお盆だろうがゴールデンウィークだろうが大丈夫。

裏道を歩いていると、空き地にもうコスモスが。

日光駅近くの「日光茶屋」で整理券をもらって並ぶ。待ち時間は30分くらいだとか。ここも天然氷のかき氷なのだ。よく見るとのぼりの下の方に「松月」と書いてある。先ほどの今市の「松月」と同じ松月氷室の天然氷を使っているのだ。向こうで3時間も待たないで本当に良かった。

抹茶あずきにミルクトッピングで900円。溶けてしまうので、シロップはスプーンで少しづつかけて食べて下さいとのこと。ルー別添のカレーライスのようだ。

食感はフワフワ。口の中ですぐに溶けるし、頭もキーンとしない。天然氷のかき氷が人気なのもわかる。店の中はエアコンが無く扇風機だけだけど、かき氷を食べたら涼しくなった。

駅前でお土産などを買ってから帰る。帰り道でも大きな入道雲が。夕立が来るのか?

友人宅に戻り、足利のYが帰ったのでIと2人でまた飲む。昨夜のつまみの残り物を片付けねばならないのだ。宅飲みのときはつい買い過ぎていつも余る。とりあえずビールを1杯飲んで、Yが置きっぱなしにしている「余市」をロックで飲む。Yのペースだとボトルが空くまで何年かかるかわからないから、我々で飲んでしまった方が良い。

友人が土産に買ってきた明治の館「ニルバーナ」をデザートに食べて帰る。空がピカピカし始めていたのに、小山駅前のドンキで買物したのが間違いで、雨に降られてかなり濡れてしまった。

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