青山で友人と夕食など-1-/一心金子、三省堂、タリーズ

先週末、8/4に都内に遊びに行った。今年2回も入院した友人Mにしばらく会ってないから、顔を見に行ったのだ。友人はまだそんなに長く出歩けないので、昼間に透析を行った後に夕飯を共にすることに。

友人との待ち合わせは4時半だが、9時過ぎの電車に乗って都内へ向かう。すると白岡駅の手前で急停車。動物と衝突したのだとか。点検のため10分ほど止まっていた。車内は冷房効きすぎで寒い。

11時過ぎに飯田橋に着いて、「一心 金子」で昼食。プラーノモールの1階にあって、日本橋で大行列の「金子半之助」の系列の店である。食べログには11時半開店となっていたが、実際は11時開店でもう食べている客もいる。開店時間には遅れたが、すんなり座れたのでまあ良しとしよう。

カウンターの一番端に座り「金子の天どん」880円を注文すると、店員さんが大根サラダを勧めるから、20円とやたら安いのでそれも貰う。合わせて900円ちょうどだ。

大根サラダは安いだけに小鉢のものだけど、味はわりと良く、天丼が来るまでつまんで待つのにちょうどいい。麦茶の色がすごく濃くてビックリ。カウンターにはガリとお新香の鉢があって、好きに取って食べられる。

天丼は小さめの海老が3尾、イカのかき揚げ、舞茸、のり、オクラで、別皿に温泉卵の天ぷら。値段の割にはなかなか充実している。とてもあっさりした味である。ベタベタしてないし重くないのはいいと思う。しかし大行列に並んでまで食べたいかというと、そんな気は全くしない。あっさりして上品な味ではあるが、まあ値段なりの天丼かなと思う。舞茸が一番おいしかった。

暑い日だったけど、プラーノモールのテラスは風が吹き抜けてわりと涼しい。

飯田橋からお茶の水に移動。飯田橋駅は駅自体がカーブしているため、ホームと電車の間隔が広くて乗り降りが危険だ。うっかりすると落っこちて、スッポリはまってしまうのではないかと思うほど広い。昔、親類の叔母さんがホームと電車の隙間に靴を落として、駅員に拾ってもらったのを思い出した。

お茶の水の駅前のディスクユニオンにちょっと寄ってから、書店街の方へ下って行く。明治大学がオープンキャンパスをやっていて、入口から歩道にかけて混雑していた。この時間、明大側の歩道は木陰となる部分が多いので、こちら側を歩く人が元々多いのだ。

高校生の頃にこの辺に遊びに来ると食べた懐かしの「キッチンジロー」。移転するらしく、貼り紙がしてある。

本当は友人と会う前に美術展でもと思ったが、以前に見たようなのとか、あまり気を引かないのとかばかりだったので、気になっている本をまとめてチェックすることにして三省堂へ。ここは端末で簡単に本の位置を特定できるので、探すのに便利なのだ。

2時間ほどあれこれ本を試し読みして疲れたのでタリーズで休憩。本当は三省堂からほど近いのに、場所をうろ覚えだったのでかなり遠回りしてしまった。途中、空いていたらこっちでもいいなと思っていた「TAMTAM」は10人ほど並んでいる。石窯で焼くパンケーキのうまい店だが、テレビに出て以来行列になってしまったのだ。

神保町三井ビルにあるタリーズは広くて天井が高く、緑に囲まれた雰囲気のいい店である。しかもガラガラに空いていて、新宿あたりのスタバで席を探すのに苦労するのとは大違いだ。ロケーション的に平日のビジネス客がメインなのかもしれない。

アイスのラテと、ついでにシナモンロールも注文。お昼の天丼が効いているし、夕飯に備えてあまり食べない方がいいのだが、つい頼んでしまった。結構おいしかったので、悪い選択ではなかったけど。

ラテにハチミツを入れるのが好きなので、ラテを飲むにはスタバよりタリーズが良い。スタバの中国産ハチミツよりタリーズの南米産ハチミツの方が質が良さそうだ。ハチミツは販売もしている。

1時間ほど休憩していたが、広くて空いているせいか冷え冷えなのでたまらず退散。また三省堂に戻って本の調査を続ける。試し読みしようにも田舎の本屋には置いてないので、こういう機会は貴重だ。一階で今年の芥川賞受賞者の高橋弘希氏のサイン会をやっていた。

見たい本の全部は見きれなかったけど、時間になったので待ち合わせ場所の表参道のアップルへ。神保町からは地下鉄ですぐである。

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