上場廃止の日本海洋掘削が連日のストップ高!

一昨日は日本海洋掘削がストップ高となった。終値は89円。そして昨日もまたストップ高の119円。23日に上場廃止が決まっているのになぜストップ高となるかというと、日本郵船が支援するとの報道があったからだ。

もともと日本郵船は海洋掘削に4割程度出資している。しかしいくら日本郵船が支援するといっても、上場廃止は決まっているのである。23日には、株はほぼ無価値になるのである。

なのになぜストップ高になるのかというと、それはやっぱりマネーゲームなのだ。短期の売買で利ザヤを取るためなのである。マネーゲームの参加者は、この報道によりいくらくらいまで上がると見込んでいるのだろうか。先月初めには1800円程度だったから、ひょっとしたら数百円程度は上がるかもしれない。

しかし最終的には無価値なのである。降りる場所を間違えると、とんでもないことになる。肝の座った人たちでないと、とてもじゃないが参加できないのだ。

本日は129円で寄り付き、136円の高値を付けた直後に101円の安値を付けるなど乱高下を繰り返し、終値は109円。どうやら急騰もこの辺までのようだ。

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