友人がまたも入院!

都内の友人Mがまた入院した。2月からこれで3度目である。原因は肝性脳症。肝臓の機能が低下するとアンモニアが解毒されず、血中での濃度が高くなり意識が朦朧となったりするのだ。1度目の入院後はずっと薬を飲んで対処していたのだが、急にアンモニアの数値が高くなるときがあるようなのだ。

友人は一人暮らしなので、毎朝実家の方の妹さんに意識があることの確認のメールを送ることになっている。そのルールのおかげで、部屋で意識朦朧となっているところを、妹さんに頼まれた近くの親類に発見されて救急車で運ばれたのだ。

肝性脳症は病院で点滴を受けてアンモニアを中和すれば、ほとんどの患者は回復する。なった後の回復は比較的容易なのである。ただ友人の場合は解毒の薬を飲んでいるにもかかわらず、アンモニア濃度が急上昇するときがあるのが問題で、度々このようなことがあると一人で暮らすのは難しい。早く病院に行けば治療することはできるが、意識朦朧のまま放っておくと死に至る可能性が高い。

したがって退院後は秋田の実家に戻ることになりそうである。なんとか仕事に復帰する道を探っていたが、今の状況ではとても難しく、本人も諦めたようである。

まあ実家に戻れば家賃もかからないし、無理して仕事をするよりもまずは養生する方がいいと思う。あまり先のことばかり考えても仕方ない。今を大切にしないと先もやって来ないから。

2件のコメント

  1. Mは月末の森高のコンサートを励みにしていたのに諦めざるをえないのです。

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