レンズの異音で買い替えモードに

今使っているカメラの、マクロモードにするときのレンズの動作音がかなり大きくなってきた。なんだかギュルギュルいう。料理の写真を撮ったり、マクロモードはよく使うので気になるし、店であまり大きな音がするのも困りものだ。よく持ち歩いて酷使してきたから、そろそろやばいのかも。

カメラはリコーのGR DIGITAL3。購入してから7年あまりである。1/1.7センサで1000万画素とスペックはたいしたことないが、28mm固定焦点のレンズがいいせいかよく写る。変化の激しいデジタルカメラの世界で7年は長いかもしれないが、写りはいいし写真はモニタで見るだけだから、今でもこれで十分使える。

現在このカメラはほぼ同じ形でAPS-Cサイズセンサ、約1620万画素のGR Ⅱとなっている。レンズはやはり28mm固定焦点である。センサが大きくなってAPS-Cサイズになったことから写りもさらに良くなったが、値段もかなり高くなった。ハイエンドコンパクトデジタルカメラと言われる製品ゾーンに入っている。

レンズの異音がさらに大きくなるようだと、年数も経っているし、次の機種を考えないといけなくなるが、現行のGR Ⅱは高いのでちょっと手が出ない。それにずっと28mm固定焦点でやってきたので、今度はズームも欲しい気もする。ただし大きいカメラは御免である。ポケットに入れて持ち歩けるサイズがいい。

そんなような条件で探してみると、キャノンのPowerShot G9 X Mark IIが良さそうだ。サイズは今使っているGR DIGITAL3より若干小さく軽いが、センサは1型と大きく、写りも良さそうだ。約2000万画素で28mm~84mmの3倍ズームである。7年も経っているから映像エンジンもだいぶ進歩しているだろう。キャノンのコンパクトカメラの画像は赤みが強い(一眼レフはそんなことはない)のでそこがちょっと気に入らないが、色合いを調整すればなんとかなりそうだ。

価格動向を見てみると、もうそろそろ底値に近くなる感じなので、急に物欲が沸いてきた。心なしかGR DIGITAL3のレンズの異音も大きく聞こえるようになったような。気持ちはどんどん購入に動いている。

本当はもう10年近く使っているパソコンやマットレスなどを買い換えないといけないのだけど、先日買ったヘッドホンなどつい不要不急のものが欲しくなってしまうのだ。為すべきことはわかっているのだが、気持ちはなかなか理屈通りには行かない。

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