カバーの方が好きな曲

たいていはオリジナルの方がいいとは思うが、中にはオリジナルよりカバーの方が好きな曲もあったりする。曲自体は同じなのだから、違っているのは歌声とか歌い方、あるいはアレンジなどである。しかしそれでずいぶんと雰囲気が変わったりもするのだ。

「ドント・ドリーム・イッツ・オーバー」はオリジナルのクラウデッド・ハウスも悪くないが、シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーのカバーがとても素敵である。なんたって歌声がいい。

「緑の風のアニー(Annie’s Song)」もオリジナルのジョン・デンバーにまったく不満はないけど、カバーのハニー・ライダーの歌声には参る。

「デスペラード」はオリジナルのイーグルスよりカーペンターズのカバーの方が完全にいい。これも歌声&歌い方の魅力。

フェイ・ウォンの「夢中人」はクランベリーズの「ドリームス」のカバーだが、これも歌声の魅力で「夢中人」。

「チェリー」はオリジナルのスピッツとJAMOSAのカバーでは曲調が全然違う。スピッツはアップテンポでポップな雰囲気だけど、JAMOSAはスローでしっとり歌い上げる。もう違う曲と言ってもいいかもしれないが、これもJAMOSAのカバーがいい。

Let it be me」は素朴な歌で原曲はエヴァリー・ブラザーズ。数々のアーティストがカバーしているが、一番好きなのはクーコ・クレメンツ。透明感があっていいのだ。

新しいところでは「カルアミルク」が岡村靖幸のオリジナルよりDAOKOのカバーの方がいい感じ。

こうやっていくつか上げてみると、女性ボーカルが好きということが大きいのかもしれない。「夢中人」以外は全部、オリジナル/男性ボーカル → カバー/女性ボーカル となっていることに今更気づいた次第。

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