常陸太田市方面へドライブ(2)/大子町の古カフェ、喜連川の温泉パン、友雅亭

袋田の滝から15分くらいで隣の大子町に着き、駅前の駐車場に車を入れる。駅前は閑散としていて、人通りもあまり無い。後で出るときに驚くのだが、2時間弱駐車していて料金はたったの100円。

駐車場脇にはSLの展示が。

この何も無いような大子町に寄ったのは、古カフェでお茶するためだ。駅からカフェまで歩く道は、古い昭和の商店街といった風情である。しかし通りには誰もいない。

お目当ての古カフェ「daigo cafe」。NHKでやっていた「ふるカフェ系 ハルさんの休日」という番組に8月に登場したばかりのようだ。そのせいかどうか、かなり混んでいて、順番待ちの人がたくさんいる。写真の電柱に寄りかかっている人はステファニー。なぜ名前を知っているかというと、連れらしき日本人女性が入り口の方で「Stephanie , we can get table !」(ステファニー、席がとれたよー)と大声で呼んだら、真っ先に反応したからだ。

古い家といった感じの入り口。この建物は登録有形文化財となっている。

30分ほど待ってやっと入ることができた。
店内の様子。

アップルパイとコーヒーのセットを注文する。アップルパイがうまい。生地が独特なのだ。コーヒーもなかなかの味。栃木の日光珈琲の豆を使っている。

先ほど外でステファニーに呼びかけた女性の話し声が、結構離れているのにこちらの席までよく聞こえてくる。声がでかいのだ。しかも非常に聞き取りやすい日本人的発音の英語である。これでちゃんと会話になるのかと、驚いたり安心したり。

大子町から那珂川町を抜けて喜連川へ向かう。那珂川町馬頭広重美術館の前を通って、ここが昔の馬頭町だったことに気付く。以前この美術館に来たときには、名前も馬頭広重美術館だったような。喜連川も今やさくら市だ。夕焼け空が美しい。

すっかり暗くなって「道の駅きつれがわ」に到着。

ここに寄った目的は温泉パンを買うため。小山では2,3種類しか売ってないが、ここでは10種類以上の温泉パンが売っているのである。久しぶりに食べたかった「クランベリーナッツ」を購入する。

「道の駅きつれがわ」は結構広くて、色々な地元の食品の他、栃木の酒もたくさん置いてある。ちなみにここでは温泉に入ることもできるのだ。

夕飯は宇都宮市の「友雅亭」でカルビチャーハン。これを食べるのは10年ぶりくらいである。ちょっとしんどいくらい、かなりのボリューム。ナムルとサラダが付いているのもいい。チャーハンというより焼き飯という感じ。この店は本来焼肉屋なのだけど、定食類を食べている人の方が多いという不思議な店なのだ。

茨城から栃木にかけてグルっと一周するような行程で、友人は足利から来ているから走行距離も300km以上。お疲れ様でした。この日はとても暖かくて、もしものために持ってきたフリースは結局一度も羽織らず終い。

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