街歩きの楽しみが無い

学生の頃は街をふらつくのが好きだった。その辺を歩いて、本屋に入ったり服を見たり喫茶店に寄ったり。具体的に何を買うという予定がなくても、街に出かけて行く。街にいるのが好きだったのだ。


今はあまりそういうことは無い。なにしろ小山市の市街地はふらつくほどの規模がないのだ。駅前は閑散としているし、あとは郊外のショッピングセンターなどに店が分散している。街をブラブラするというより、ショッピングセンターをブラブラするということになってしまうのである。

本屋は小さくて品揃えもイマイチだから、新刊書店よりブックオフなどの古書店を巡る方がまだマシだ。喫茶店もこれといったものが見当たらなくて、スタバとかを利用するくらい。新星堂がなくなってしまったので、CDなどはTUTAYA等の書店で買うしかない。まあCDはとうの昔にネットで手に入れることになっているが。

本当は街歩きは楽しいはずなんだけど、これは小山市よりはるかに規模の大きい街である宇都宮市でも、すでに20年くらい前からつまらなくなっている。やはり郊外のショッピングセンター歩きになってしまったからだ。

ショッピングセンターは確かに便利だけど、街歩きの楽しさとは別のものだという気がする。しかしこれはもう地方都市ではどこでも難しいようだ。

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