荻野目洋子/D2D、など

この曲をよもや30年以上も聴き続けるとは思いもよらなかった。歌謡曲やニューミュージックもよく聴くよと、当時よくお邪魔していたオーディオショップの親父さんに言うと、そんなものはいずれ聴かなくなって、クラシックやジャズなどを主に聴くようになるのだと諭されたけれど、それは全くの的はずれな意見だったのだ。現に今でもその当時よく聴いていた「D2D」も、松田聖子も太田裕美も、みんなまったく変わらずよく聴いている。

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もちろん、クラシックもジャズも大好きでiPodにもたくさん入れているけど、歳を取ったからといって好きな音楽が変わるわけじゃない。好みに合えばなんだって聴く。ロックだってポップスだって、ラップだってチルアウトだって、きゃりーぱみゅぱみゅだって、E-girlsだって、いいなと思えばそれでいい。

「D2D」は荻野目洋子の曲の中ではマイナーかもしれないが、結構気に入っているのだ。世間のヒットと自分のヒットはあまり関係ない。そしてそういう曲は結構たくさんあって、ときにマイナーな曲は入手に非常に苦労することがあったりする。

大ヒット曲はいつでも手に入るが、マイナー曲は手に入るうちに確保しておかないと、後で聴きたくても聴けないことになったりするのである。30年くらい前にカセットで聴いていたAsha Puthliの「Wish You Here」を、昨年末にiTunes Storeでやっと手に入れることができた。探し始めてから20年以上かかったのである。カセットデッキなどとうの昔に使わなくなっていたから、この曲を聴いたのも15年ぶりくらい。

マイナー曲はとりあえず確保しておいた方がいい。

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