日経平均17000円割れで今後の日本経済の先行きは?

今日はすごくいい天気。まさに秋の青空である。最近涼しかったので長袖シャツなど着ていたのだけど、気温も27℃を越えて半袖に戻ってしまった。ただ夏と違って湿度が低いので、暑いけど爽やかなのである。

この気持ちのよい青空とは反対に、株式市場は土砂降りのよう。280円安の17359円で始まった日経平均はじりじりと値を下げて、終値はなんと714円安の16930円。またもや暴落とも言える大幅下落で、ついに17000円を割ってしまった。中国の景気減速が日本市場にも大きな影響を及ぼしている。

日経平均17000円は大きな節目だ。1000円という単位もそうだけど、月足チャートの24ヶ月移動平均線がちょうどこの辺りなのだ。日経平均がこの線より上にあれば上昇維持と見ることができるが、この線を割り込むと日経平均株価が下降に転じたことになる。すぐに値を戻して移動平均線の上にまた出れば問題無いのだが、月足チャートは長期的な動きを見るものだから、これが下降の形になるということは、かなりの期間下落傾向になるということなのだ。

株価というものは企業業績を先取りするものであるから、この先下落が続くということは、世の中が不景気に向かうということを意味する。中国の景気減速に端を発して、今後の世界経済の低迷が取り沙汰されている現在、堅調と言われていた日本経済も曲がり角に差し掛かってきたのかもしれない。

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