ホリデイ

「エターナル・サンシャイン」以来、急速にファンになったケイト・ウィンスレットと、キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック主演という豪華な布陣。最近サスペンスを見ることが多かったので、こういうロマンティックな映画はホッとする。ストーリーもあまりねじくれていないし、程よく楽しめる作品だ。期待以上に面白かった。

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他愛ないといえば、他愛無い話である。恋人と破局したロンドンとロサンゼルスの女の子が、2週間家を交換して過ごす。傷ついて家にいたくないからだ。そしてその2週間の間にそれぞれパートナーと巡り会う。

全体的にほのぼのした雰囲気なので安心して見ていられるし、イライラさせられない。ファッション、調度類、景色などオシャレで映像もきれい。内容が優れているということでもないし軽い作品だけど、今年のベストテンに入れてもいいかなと思うくらい、個人的には気に入った。夢のある映画は後味もいい。

見ていて気がついたのだが、映画に出てくるパソコン、テレビ、オーディオなどは全部ソニー製。おかしいなと思ったら、コロンビア・ピクチャー製作の映画なのだった。親会社がソニーだからって、そこまでやらんといかんのか?

あと、全盛期はちょっと間抜けな悪役ばかりだったイーライ・ウォラックが、善良なおじいさん役をやっていた。ケイト・ウィンスレットはいつ見てもガタイがいいなという感じ...。
2006年製作、ナンシー・マイヤーズ監督。

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