VENUS/ロジック・システム(Logic system)

Logic system は4人目のYMOと言われた松武秀樹のリーダー・ユニットである。
アルバム「VENUS」で気に入っているのはタイトルとなっている「VENUS」と「I Love You」。「VENUS」はとてもいい曲だと思う。
松武秀樹であるから、当然シンセサイザーによる音楽である。音作りの方向はYMOのアルバムから類推してもらえばいいと思うが、YMOとはちょっと違う雰囲気でもある。好き嫌いはかなり分かれるかもしれない。
学生の頃FM放送を録音してカセットで聴いていた。CDの存在を知って買おうと思ったときにはもう廃盤になっていて、オークションでなんとか入手。プレミア価格になっていた。
現在は紙ジャケット仕様で再発されているようだ。

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検事による証拠改ざん

厚生労働省の村木元局長(偽の証明書を発行したとして起訴された)に無罪判決が出た郵便不正事件で、大阪地検特捜部の主任検事が証拠のフロッピーディスクを改ざんした疑いが明らかになった。検察官が証拠をねつ造したのである。検察の捜査に都合がいいように、村木元局長の部下が使っていたフロッピーディスクのファイルの作成日付を書き換えていたのだ。
これは衝撃的かつ見逃すことのできない重大事件だ。こんなことを許していては、誰でも犯人にされてしまう。これは検察官の倫理問題だけにしておけない。この検察官は当然資格剥奪するべきだし、刑事処罰もするべきだ。弁護士会はきちんと告発して、広く社会的に認知される事件とするべきであろう。一過性のニュースだけに終わらせてはいけない。刑事事件としてしっかり捜査しなければならないのだ。
と思っていたら、問題の検察官は速攻で逮捕されてしまった。今回検察はやたら行動が速いが、それだけ危機感を持っているのかもしれない。
数々の冤罪や今回の不祥事から、今後取調べの可視化は避けられないだろう。

中国はすぐに拒否ばかり

いつもながら、何かことが起きたときの中国の反応は子供っぽい。訪問拒否、訪中拒否、交流拒否などすぐに何かの拒否、となる。国内世論に配慮ということかもしれないが、こんなことで中国の国民は満足するのか。そんな低レベルな話なのか。
もうそろそろ、こんなバカバカしいことはやめたらいいのではないだろうか。今ひとつ中国が信頼できない理由は、こんなところにもある。
家族にカゼをうつされて参った。もう3日ほど熱っぽくダルい。寝込むところまではいかないが、体調は非常に悪い。
こういうときはインスタントラーメンとケーキが無性に食べたくなる。ラーメンを食べてちょっと汗をかくと調子が良くなるし、ケーキの生クリームは即エネルギーになるような感じがする。カゼを引いたらこの2品は必須だ。

笠間日動美術館

茨城県笠間市にある笠間日動美術館は意外とオススメである。高低差のある広い敷地に野外彫刻庭園をはさんで展示館が3つ。ゴッホ、モネ、ルノワールその他の作品も沢山あり、質も良い。また画家のパレットコレクションや、ジュモーなどのアンティーク人形といった一風変わった展示もある。

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死に目に会うって大切?

よく親の死に目に会えたとか会えなかったとかいう話を聞くが、そんなことがそんなに大騒ぎするほど大切なことなのか。それくらいだったら、普段どんどん顔を出せばいいのだ。その方が親も喜ぶだろう。ずっとご無沙汰していて、死ぬ間際になって騒ぐなんてバカバカしい。ナンセンスだ。
大体、死ぬ間際の人間なんて意識はもうほとんどないのだ。親の方は会っていることもわからない状態が多いだろう。死に目に会えたなんていうのは自己満足にすぎない。親のためではなく、自分のために騒いでいるだけなのだ。
盛大な葬式をする、立派な墓をつくるというのもそうだ。墓など死んでしまった人間にとってはどうでもいいものであり(見ることも存在を知ることもできない)、生きている人間の自己満足のためのものなのだ。ちゃんと供養したという満足が得られるためのものなのである。それ故、見栄えなどにこだわったりすることも多いわけだ。
最近では、海や山に散骨することも増えてきた。人間、死んだら土に還る。それでいいんじゃないかと思う。余計な装飾はいらない。

耳栓の性能

3Mのイヤープラグ1100RP。材質は同じなのに、以前に買ったピップの製品より高性能。低音域までちゃんとある程度の遮音ができる。声に対してピップはほとんど効果無しだったから今回は疑心暗鬼で買ったのだけど、今度はまあまあ防音できるのでお金が無駄にならずに済んだ。
なんでこのような違いが出るのだろう。材質は同じなのだから、密度や製法ということになるのだろうけど、それにしてもかなり違う。以前は使い方が悪かったのかな?
ただしこの携帯ケースは使いにくい。耳栓がなかなか出てこないのだ。何度も振ったり叩いたりしなけれならない。ケースに関してはピップの圧勝。

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やるときはなかなかやる

今日は非常に涼しくて気温も20℃そこそこ。シャツ1枚では寒くてもう1枚はおることになった。体調を崩している人も多いし、カゼひかないように気をつけないと。
政府の経済対策は遅い遅いと思っていたが、やるときはなかなかやるもんだ。日銀も介入に使ったお金を回収しないでジャブジャブにすると言っているし、やっと本気になってきたのかな?
昨日の介入はインパクトがあったようで、今日も円は1ドル=85円50銭前後で推移している。とりあえず円高は止まっているようだが、今後どうなるかは不安なところだ。
民主党の党三役を反小沢で固めてしまって、小沢派の処遇はどうするのか、亀裂は生じないのかと危惧したが、代表代行というポストがあったか。小沢氏は果たしてこれを受けるのだろうか。

ついに為替介入!

今朝10時半頃、政府・日銀は6年半振りに為替介入を行い、直後に為替は1円以上円安になった。82円台に入って円高はどこまで行くのかと不安に思っていたところ、突然円安に振れ始めたのだ。それにつれて日経平均も急上昇。前場9200円まで下げた所から9470円まで、短時間に270円も暴騰したのだ。
今まで円を買っていた向きもあわてて円を売って手仕舞したかもしれない。今まで政府は見守ると言うばかりで一向に腰を上げる気配がなかったから、市場も不意を突かれた格好だ。
結局午前中に円は84円50銭程度に、午後は85円台に乗せるまで円安になった。日経平均も終値で9500円台を回復。
今日は為替も株も目の覚めるような急展開だった。
夕方にはなんと85円50銭に!83円を割れたところから、実に2円50銭も円安になった。

三浦哲郎「百日紅(さるすべり)の咲かない夏」

先日、作家の三浦哲郎氏が亡くなったので、たまたま古本屋で見かけた「百日紅の咲かない夏」を読んでみた。昔読んだ「忍ぶ川」が面白かったような気がするので。
500頁余りある長編だったけど、方言をうまく使った会話とストーリーが結構面白く、一気に読み終えた。ただ、面白かったのは確かだが、内容的にはさほどすぐれたものでもないかなと思う。
物語の源流に流れるのは、姉と弟の密やかでありながらどうにも断ちがたい愛情で、数々のエピソードを語りながらも最後まで一貫して描かれるテーマなのだ。
この物語のおける方言は重要で、これが標準語だったらひょっとすると白けるかもしれない。下世話で危うい話を、方言の醸し出す朴訥さがうまく覆い隠しているような気がする。
季節的にもちょうどピッタリなので、ひまつぶしには丁度いいかもしれない。

歩きながら考えるのだ

考え事は歩きながらに限る。歩いているといいアイデアが浮かぶし、また不思議と考えがまとまるのだ。なぜだろう。ゆっくりとした一定のテンポの運動が脳に刺激を与えるのだろうか。それとも歩くということと考えるということの2つを同時に行うことで、脳が活性化されるのか。どういう理由か分らないが、部屋で座って考えているより結果はいいようだ。
車のあまり通らない裏通りをゆっくり歩くと、じっくり考え事ができるのである。
やっと過去記事のデータの移動が終わった。更新のついでに少しずつやっていたので9月一杯かかるかと思ったが、なんとか早めに終えることが出来た。このウェブリブログもそうだが、自分の所からは引っ越しさせないという方針のブログサービスが多いので、これから始める人は、どこのサービスを利用するかよく考えた方がいいだろう。