温泉宿の会席料理風で酒を飲みたい

昔は旅館などの夕食の膳の会席料理風のものがあまり好きでなかった。若くて食欲旺盛な頃は、なんだか訳のわからないような細々した料理が並んでいるよりも、食べごたえがありそうなものがドーンと出てくる方がいい。

 

しかし今はあのチマチマした会席料理風がいい。あれを少しずつつまみながら酒を飲むのがいいのである。もうたくさんは食べないから量は少なくてもいいし、夜はご飯も食べないからおかず的なものじゃなくてもいい。あの会席料理風は酒を飲むのにいい按配なのだ。そもそも会席料理は酒を飲むための料理なのだし。

ただ酒を飲まずに最初からご飯を食べたい人には、あのチマチマ料理はどうもなんだかと思えるだろう。最近は宿の宿泊プランに、夕食の品数を減らして質を高くするというようなものもあったりするから、最初からご飯の人向けの料理というのもあってもいいかもしれない。

夏の暑さも終わり、涼しい風が吹いたりしてくると、温泉に入って一杯飲むのもいいなあという気分になってくる。コロナを気にせず気軽に出かけられるように早くなればいい。マスクをして出かけるのは嫌だ。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。