安倍元総理の葬儀について国葬に賛成か反対かでもめていて、毎日のようにニュースやワイドショーで取り上げられているが、そんなことはどっちでもいい。些末な問題だし、反対が多いのなら政府も国葬にこだわらないで国民葬でもいいじゃないかと思う。大切なのは故人を偲ぶ、という気持ちだ。
それよりも今議論すべき大きな問題は旧統一教会についてである。安倍元総理襲撃事件によって、旧統一教会と自民党議員のズブズブの関係が明らかなった。この関係をキッパリと断つことができるのか。またこのような反社会的団体と平気で付き合ってきた人間が国会議員として適正なのかも疑問である。安倍元総理襲撃事件がなければ、自民党議員と旧統一教会の関係が明らかにならず、関係は今も続いていただろう。
霊感商法や強引な献金など、旧統一教会は果たして宗教法人として適格と言えるのか。このような団体に宗教法人格を与えていて良いのか。宗教法人格を剥奪するべきなのではないか。というのが常識的な考えだと思う。
それと宗教法人も適正に税金を収めるべきである。「幸福の科学」などの宗教法人の華美な建物が栃木県内にもいくつもある。ああいうことができるのは、それだけの多大な収益があるということだ。いったい宗教法人の収益は何のためなのか。その収益が華美な設備や一部の幹部の多大な収入になるのなら、宗教法人もきちんと税金を収めるべきなのだ。
