卓球でついに中国に勝った!

卓球混合ダブルスの水谷隼、伊藤美誠ペアは、決勝で中国の許昕(きょきん)、劉詩雯(りゅうしぶん)ペアに勝ち、金メダルを獲得した。日本勢がオリンピックで卓球の金メダルを獲得するのは初めてである。

最初の2ゲームを落としたときは、やはり中国には勝てないのだなと思っていた。準々決勝のドイツ、準決勝の台湾も強敵だったけど、中国の壁はそれ以上に高い。

しかしなんと第3ゲームから3ゲーム連取で逆転する。これはいける、と思っていると第6ゲームを取られ、ついにファイナルゲームに。追いつかれたという試合の流れがどうも良くないような。

ところがファイナルゲームに入るといきなり8ポイント連取。1ゲーム11ポイント制だから、あと3ポイントである。これはもう勝ったも同然。しかしそこから中国がじわじわポイントを取ってくる。9ー5までせまられ、大丈夫なのかと不安になってきたが、そこから危なげなくポイントを重ねて勝利。ついに中国を破って初の金メダルとなった。

伊藤美誠は中国で「大魔王」と呼ばれて警戒されていたが、中国の恐れは現実となった。そして日本の夢も現実になったのだ。しかしまさか中国に勝てるとは。あの許昕・劉詩雯のペアに勝てるとは。

この後のシングルス、団体など、中国は死に物狂いでくるだろう。全部金メダルが当然だったのだ。1つ取れなかっただけでも大失敗なのである。もう中国に負けは許されない。大変な緊張にさらされる中国選手が気の毒である。

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