1917 命をかけた伝令

久しぶりに戦争映画を見た。「1917 命をかけた伝令」という作品。若い兵士2人が前線まで攻撃中止の命令書を届けるという話である。引きの場面は少なく、アップの多い緊張感ある画面なのだ。場所、時間の画面転換は無く、ワンカットで主人公を追う映像がずっと続く。出演者欄にはコリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ、マーク・ストロングの名前が並んでいて面白そうだ。

ところが、この3人の出演時間はほんの僅か。ほとんど出ていないと言ってもいいし、この3人である必要もなさそうな役どころ。これなら他の人でも良かったのでは?

結局クレジットに名前を載せることが必要だっただけなのだろう。悪くない作品だけど、無名役者ばかりだと話題になりにくいから、ハクを付けるためにちょっとだけ出てもらったのだと思う。わずかな出演ならお金もそんなにかからないだろうし。

1917年のある朝、若い兵士のスコフィールドとブレイクに重要任務が与えられる。明朝までに前線の味方まで攻撃中止の命令書を届けるのだ。進軍先には罠が仕掛けられており、このまま攻撃を始めると全滅する恐れがあるのだ。2人は前線に向けて、危険地帯を進み始める。

サム・メンデス監督、ジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ・チャップマン、リチャード・マッデン、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ、マーク・ストロング出演。
2019年製作。

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