田舎の人は歩かない

地方から都内に遊びに行くと非常に疲れる。何故かと言うと、たくさん歩くことになるからである。それに階段がとても多い。田舎の人は普段あまり歩かないから、都内に行って散々歩くと非常に疲れるのだ。

田舎の移動手段は基本的に自動車である。歩道を見ても、歩いている人はほとんどいない。都内のように、歩道にあんなに人があふれているようなことはまったく無い。田舎では人は歩かないのだ。だから自転車も車道ではなく歩道を走る。誰もいない歩道を走っても問題は無いし、ドライバーにとっても車道をフラフラされるよりありがたい。

都内に遊びに行くとずいぶん疲れるなと、人が多いから人疲れかなと以前は思ったりしたが、一日中歩いてばかり、階段を上ったり下りたりばかりしているから疲れるのだ。特に駅は階段だらけで、電車に乗るというのは、すなわち階段を上り下りするということだ。こんな風に、普段全然やらない運動を急に一日中やることになるから疲れるのだ。

そういう意味では都会の方が田舎より健康的かもしれない。衰えは足からくるというから、普段歩かない人よりは毎日歩く人の方が健康なのは、間違いのないところだろう。都会に住むより、田舎に住む方が体力が衰えると思う。

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